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TANKA Japanese aesthetic sense 日本人の美意識〜 my style 私の流儀


客人が 㐂びそうな お茶受けを

食卓に乗せ 心待ちする

まろうどが よろこびそうな おちゃうけを
しょくたくにのせ こころまちする

※  客人   →   大和言葉で まろうど と読みます
※  㐂ぶ   →   喜ぶの品字様です
※  品字様  →   同じ文字が三つある漢字のこと
         品 森 姦 轟 聶   沢山ありますよ


お客様がお見えになる時間が 予めわかっていたら
先ず 器をお湯(90℃)でゆっくり温めてておきます
※冷たいカップ 湯呑み茶碗に直接お茶 珈琲は入れません

お客様がいらっしゃいましたら
悪路の中 お運びいただきまして
ありがとうございますと
深々と頭を下げて
御礼申し上げます

※気分と言葉遣い 所作は
超高級旅館の女将ふうに

女将らしからぬ装いです
(私のファッション独特でして
某デパートのプレタポルテのスタッフさん
たじろぐの マイケルのムーンウオークほど
華麗でもしなやかでもないけれど)

大きい揺れるピアス ブレスレット
ブローチ ネックレス 指環を
じゃらーんとつけてるの ふふ
おしゃれ大好き

椅子に腰掛けるよう おすすめし 
上着はハンガーにおかけ致します

※上着を引ったくってかける なーんて
 ことはしていない つもり

少しお待ち下さいませ
お飲み物は 何が宜しいでしょうか?と
日本茶か珈琲 など 数種類 
用意しています

※私がいきつけのデパートにはかつて
ハロッズが入っておりまして様々な紅茶を
買っていましたが 数年前に撤退したの

お客様の ご希望を お聞きして
珈琲でしたり 日本茶を淹れます

予めお湯で温めていた器に
心を込めて お飲み物を
丁寧に淹れます

お待たせ致しました 
どうぞと お出しして
お茶受けのお菓子と一緒に 
トレーに乗せ
お出しします

30分経過したら 
また違うお飲み物をお出しします
器は もちろん温めてあります

お客様が飲む飲まないは 先方様の ご都合
お部屋に上がって お話しさせて頂くお客様
全てに このようにお茶とお菓子をお出し
するのが 私の流儀で ございます

お帰りの際 ハンガーから上着を外し
どうぞ と 申し上げて
お着せしやすいよう 後ろにまわり
左手に手を通していただき 同じく右も

見えなくても 後ろで 深く一礼します
(隠れ大和撫子か‼️笑)

お玄関で 本日も ありがとうございました
と申し上げ 深く一礼します

(たまに壁に頭ぶつけることも痛くても我慢
隠れ大和撫子ですから うふふ)

笑顔で 手を振ります
車が見えなくなるまで
(なんか今生の別れみたい 
いやよ またいらしてね)


以上 私が就職してから来客に
ずーっとしていることでございます



茶房 瀬音(せおと)お越しやす
お代は頂きませんよ



中庭に 鹿おどしがあると 風情がありますね   トン  トーン



では 今日もなりたい私に逢いに行きます
(22歳の頃の わたくし 若いっていいわね)

最後までお読みいただきありがとうございました

皆様も 善き日を お過ごし下さいませ ^ ^




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