媒体による交流スタイルの違いについて
この記事は定期ゲーアドベントカレンダー(裏)の20日目の記事です。
どうも、水城待紘です。表で8日にカットインの記事を書くなどしました。
裏なのでフランクにいきます。(表もフランクだったでは?)
自分語り(飛ばしてOK)
元々私は定期ゲー界隈ではなく、pixivなどのイラスト交流の畑から人に誘われて入った者です。(初参加はつぶきゃら。です)
定期ゲーのロール周りに触れたのも割と最近で、今までいた界隈と勝手が違うな〜というのを感じてました。特に確定ロールの取り扱い周りですね。この後詳しく書きますが。
まぁそんな感じで媒体による交流スタイルの違いについて明文化したい気分になったので書きます。ちなみにこの記事は個人の独断と偏見と高慢とゾンビに満ち溢れていて、私の周囲だけの局所的な状況である情報が多いので鵜呑みにしないように。雰囲気語りなので。そういう世界もあるんだな〜くらいの気持ちで見てください。
媒体の種類について
・定期ゲー
・Pixiv企画
・ツイ企画
・TRPG
・PBW(あんましらん)
・小説サイト
(・Twitter)
あたりについて触れていこうと思います
それぞれの解説
・定期ゲー
この記事を読んでる人は大まかにここの人だと思います。
交流の形式はアイコン+400字の「ロール」という形式が一般的に見えますね。定期ゲー毎にルーム型/メッセ型、リアタイ有無などの違いがあります。というかリアタイ無は定期更新特有ですからね。
リアタイ型(イバラ、ソラニワなど)
メッセ型(霧ゲー、らすおだなど)
・Pixiv企画
交流の形式はイラスト/漫画、一部の企画ではPixivの機能の小説なども取り扱っています。企画目録という形で企画の趣旨が上げられ、キャラクターシート(通称CS)という形でプロフを投稿し、指定されたタグを付けて交流作品を投稿することで交流します。交流なしの「キャラシ企画」と呼ばれるものもありますが、交流メインのものだとバディものや陣営ものが多いですね。企画によっては「Twitterなどの外部交流不可」などのストロングスタイルなものもあります。作品だけで勝負しろ的な。
ちなみに定期ゲーでいう<1D100>などのダイスロールの代わりに投稿ID末尾判定などでランダム要素を出してくる方法があります。
ピクファンなど陣営バトル要素がある企画では、指定されたタグの投稿数や閲覧数によってその企画のメインストーリーが変わったりします。イバラシティのイバラ/アンジみたいなかんじ。
また、世界観共有という形のゆるい企画もあります。メインストーリーがなくキャラメイクや交流だけして遊ぶ形ですね。
企画目録例:ピクファン(PFLS、PFRDなど)、春柳学園物語(現代異能もの)などなど
キャラシ例
PFLS ポーロ・フェルニャンデス
交流例
Pixiv Fantasia Last Saga の交流より
・ツイ企画
Pixiv企画でやってるものをTwitterでフランクにやってるようなもの。交流の形式はイラスト/漫画、ツイート、ぷらいべったーなどのSSなどがあります。企画目録という形で企画の趣旨が上げられ、指定されたタグを付けたりつけなかったりして作品をツイートすることで交流します。これもバディものや陣営ものが多いですね。Pixiv企画と違ってフランクな代わりに交流が追いにくい、ツイートが埋もれやすいなどの特徴があります。これも投稿数でストーリー進行などの要素があったりする。あと公式アカウントでのCS承認とか独特な文化って感じかなぁ(pixiv企画でもあることあるけど)公式が定める設定からはみ出てないかの確認がなされます。こう言ったもので無秩序化が防がれています。あと新規キャラ限定とか、キャラ作成用診断メーカーがあったりすることもありますね。
企画例:Weapon in twin(診断メーカー)、QED、
診断例
キャラシ例
QED ウィリアム・アークライト
交流例
平成最後の僕らの夏 元ツイ
Weapon in twin イベント:黑き隣人の宴 より 元ツイ
・TRPG
TRPGでキャラが出会って会話したら交流ですね。交流の形式はボイス/テキストによるチャット、+立ち絵などのイラストと言った形ですかね。特徴としては即興性(特にボイチャ)が定期ゲーよりも強いとこですかね。
・PBW(あんましらん)
これだけ門外漢なのでふわっとした感じになっちゃうんですけど、交流の形式はテキストによるチャット、ルーム型(入退室ログあり)?という感じらしいですね。相手がいる時間が決まってるからその間にやり取りを終えるって感じらしいですね(全伝聞)
・小説サイト
一次創作小説界隈にいたんですが、ここでも交流はありました。交流の形式はテキストによるチャット、あるいは短編小説という形でしたね。相手のキャラをゲストとして自小説に読んでる短編SS書くみたいな風習がありました。これ私の周りだけかもだから広いとわかんね。
・Twitter
最近ぶっちゃけこの形が楽なんだよな……交流の形式はリプでセリフ付け合うとか、絵とかSSで突然殴るとか。内々でしか見えない流れなので、他媒体がメインのキャラだとここでの出来事は非公式(正史ではない)にする形も無きにしも非ず。
確定ロールと大魔法パラレルスルー
ようはこれの話がしたいんだわ。
皆さん大好き確定ロール(?)、定期ゲーでは一般に取り扱い注意という形になってますが、この概念に触れてびっくりしました。何故ならイラスト/マンガ交流では少なくとも「相手のキャラを動かす」ことが前提だからです!
PL A PC a
PL B PC bがいたとして
何となく言いたいことが伝わりましたでしょうか。じゃあキャラ設定の齟齬はどうすんのさ、というのに対してよく言われるのが「不都合なことがありましたらパラレル・スルーでお願いします!」ですね。
スルーはそうとして、パラレルってのはAさんがaとbが話してるシーン描いてる最中にBさんがbが別のとこ行っちゃうシーン出してきた時とかにね。ロールでもまれに発生しますがイラスト/マンガは制作時間がかかる分より発生します。なのでパラレルだったり、ピクファンだと時系列ファンタジアとか言ったり言わなかったりしますね。
あとキャラ齟齬の発生を減らすためにキャラシ(プロフみたいなものね)に「軽傷OK 重傷要相談」とか「死亡OK」とか書いたりするわけです。
この記事結局なに?
何が言いたいかって言うと文化が違っておもろいねという話です。別にこの方法が向こうではデフォだからどうこういう意図はないです。郷に入っては郷に従えなので……。
面白そうと思ったら別の形式の交流に参加してみるのもいいと思います。オススメは来年2月開催のピクファンです。今年に引き続き小説もありらしいので絵描かない勢も是非。
大前提として交流相手は尊重しましょう。思いやりをもった交流ライフを。