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最終日の党五役のはなし

今回の補欠選挙、最終日東京15区は党五役(代表・共同代表・幹事長・政務会長・総務会長)がはいった豪華なマイク納めでした。
そのスケジュールが発表されたときに、おおお東京の布陣すごい!と思った反面、えーっと長崎は?(汗)と思ったのは事実。
それはその時点で、長崎より東京のほうが可能性があると判断されたことがわかる発表であったともいえたわけです。

それに対して、あれはひどいとかいう意見が一部沸いてましたが…
仕方ないよね…。限られたリソースをどこに集中させたほうが効果が高いか判断するというのは一般社会でも普通に考えられる考え方。
なんだったら吉村さん以外の弁士がどんだけ長崎で人集められるかっていわれたら・・・なので分割して投入したところでどうよ、って話もあるし、それこそ今回長崎で弁士されてた方に失礼でもあるのでね。
もちろん長崎を応援されてた方や陣営の気持ちも十分わかります。

さて、ここで以前教えてもらって、ふわっととしては目から鱗になった話として、なんでこんなところじゃ勝てる見込みないのに候補者立てるんだろう?こんな候補者たてるんだろう?っていうのがありました。
その説明として、特に比例復活のある国政選挙において候補者をたてることで候補者がいないところに比べて選挙活動をしてくれることで比例票を掘り起こせるという考え方。
候補者だすことで、回せれる街宣車の数も変わってくるし、ビラの枚数も変わってくる。
それってすごく悪い言い方すると捨て駒?!って教えてもらった当時はなったんだけど、それも戦略のひとつですよね。
少なくとも大阪(一部兵庫)以外では小選挙区で勝ててないし、比例復活で多くの衆議院議員が誕生したのはそういう効果があったわけですからね。

もちろん、捨て駒として立ってくれた候補者はそんなつもりはなく必死に活動してくれたわけだろうし、そんなところに立ってくれて敬意と感謝になるわけです。

そう考えると、今回の長崎3区。
次の本選ではなくなる選挙区とのことで、そこの地区はどこの選挙区になるか細かいことは知らないし、井上さんがどこを中心に活動されてたかはわからないけど、維新の地方議員もいない田舎で(ごめん!)立憲に勝てる見込みを考えたら、補選でというよりその次の本選にむけて動かれていたと考えてもおかしくないかもしれない。
むしろそういう戦略や戦術をもって動いてくれてるほうが、やみくもに体育会系の根性論をだされるよりは政党として私は安心します。
あ、実際どうだったかは知らないですよ。勝手な感想なので。

なので最終日に5役が全員東京にはいったこともわたしは理解できるストーリーでした。
ただ長崎の井上さんはとても良さそうな候補者だったので、次回こそ勝ち上がってきてほしいし、タイミングとお金があえば会いにいきたい方です。

そして、いま議員として経験を積んできた人たちが、本選でも多く勝ち上がってきてほしいと心から願うのでした。


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