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頑張れ、国産材!!!!

ウッドショックという言葉が一般的に聞かれるようになって来ています。報道でも取り上げられていますね。端的に言うと輸入木材の価格が大幅に上がっていることです。

もっとも値上がり幅が大きいのは木造住宅に使う柱や梁といった構造材です。平時の4~5倍の価格なんていうちょっと想像がつかない価格になっているようです。

直接的なつながりがあるかは分かりませんが、ソリウッドが使用している広葉樹材も影響を受けています。北米からの輸入材の価格がかなり高騰しています。樹種によっては4割くらい価格が上がっているものもあります。

こうなると、国産材を使うという流れが当然出て来ますよね。

ですが、突然急に国産材を使うとなっても供給が間に合いません。そもそも国産広葉樹材より輸入広葉樹材が多く使われるようになっている原因の一つに供給が安定していないという問題があります。

なので、すぐにこれまで使っていた輸入材から国産材へシフトすることは難しいと思います。

ですが、チャンスの時期でもあります。

輸入材はどうしても世界的な競争や情勢に左右されます。なので価格の変動が大きくなります。そして急激です。

ですが、国内で消費する国産材なら国際的な影響は少なくなります。なので、こういう時期に基盤を整えておきたいところですよね。

ソリウッドで扱う材は輸入材が多かったです。が、ここ最近は国産材の扱い量も少し増えています。意図的に国産材で作るものを増えしているのもあります。

材でいうと、クルミ材・ヤマザクラ材・カバ材・クリ材ですね。

結構身近に感じる木の名前じゃないですか?

たぶん知らない名前はないですね。どんな木かは想像できなくても。

サクラは花が有名、クルミとクリは実が有名。カバはこの中だとマイナーかもしれませんが、シラカバという木の名前は聞いたことある人が多い思います。リゾート地に生えている多く生えている木ですね。シラカバは家具用材としては使われていません。シラカバよりもう少し大きく成長するウダイカンバやダケカンバという種類のカバが家具にはよく使われます。

身近に置くものだから、なんとなく身近に感じるものの方が良いという思いもあります。横文字の覚えにくい名前の木材よりは、なんとなく身近に感じる日本の木材。

頑張って、もっと使われるようにしないと。そのためには我々家具メーカーがもっとカッコ良いものを作っていかないと駄目なんですね。頑張ろう。

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