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毎日がしんどい梅雨バテ……1週間の引きこもりで見つけた元氣になる方法

雨は好きだけど、梅雨は苦手でした。

とくに、ここ数年は「梅雨に肌寒い」などということがないですよね。

湿度と高温で不快感マックス。

自律神経のバランスの乱れが原因と考えられていて、疲労感が強くなります。

東洋医学では脾(ひ・胃腸)は湿気や過剰な水分に弱いとされていて、消化不良、むくみ、疲れ、だるさ、頭重感、めまい、たるみなどが起きるとされています。

梅雨バテで暮らしにも影響が

胃下垂歴20年以上の私も例にもれず、梅雨は不調のオンパレード。

全身のだるさ、起きた時から頭重感があり、1日中倦怠感で何をするにも時間がかかります。

空腹感はあるものの食欲はなく、おなかの調子もいまいち。

あるときは起き抜けに低血糖が起きて30分以上ソファにで横になる羽目に……

朝型生活で家事の8割を朝にやり、日中から夕方は余裕をもって過ごすのを目指している私には大打撃です。

毎年回復する間もなく夏バテに突入し、心もからだも落ち着くのは10月に入ってからでした。

「人生100年。
40代でこんなんじゃ、ほうっておいてこれから元氣になる見込みなんてないよね

ていうか、今日も明日も明後日も、ずーっと『しんどい』を抱えていかなきゃいけないの?

こんなにつらいのに誰も手伝っても、助けてもくれないし、ひどい……私なんて大事じゃないんだ」

からだだけじゃなくて心も病んでくるのです。

1週間引きこもって体質改善

契機になったのは家族がコロナで寝込み、看病のため私も1週間仕事をすべてキャンセルしたとき。

時間に余裕ができたことで、体力と気持ちにもゆとりができました。

そこで、体とこころのをて直すことにしたのです。

まずは食事。

ごはんを中心とした一汁一菜をベースにしたお米生活を継続。

ただ、家族の様子や次の予定に意識が向いて、食事に集中できず早食いになっていたので、ゆっくり丁寧に、味わって、よく噛んで食べるよう気を付けました。

つぎに運動。

苦手意識があり日常生活以上の運動はしてきませんでした。

そもそも、バテてしまっていて動く気にはならない。

でも、朝日を浴びながらのリズム運動は自律神経のバランスを整える働きがあります。

梅雨バテ、夏バテから抜け出すのに大きな助けになるはずです。

そこで、朝食前に3分間、つっかけ履きで表に出るとこから始めました。

正直はじめは、頭重感とめまいで3分歩くのもしんどかったです。

ただ、朝日の温かさは感じられました。

そしてもう一つ、日課にしたのが足湯です。

朝から午前中にかけてしっかり体温を上げられると、1日の自律神経のバランスも整いやすくなります。

シャワーや入浴でもいいのでしょうが、着替えが面倒なので足湯を採用。

日中はだらだら汗をかくのに、真夏に30分足湯をしても汗がにじみもしない自分に愕然としました。

地味だからこそ続けられます

食事、運動、足湯。

どれも初めてすぐ効果が出るものではありません。

けれど、コツコツと続けていると、食事の量が増え、歩ける時間が伸び、汗がじんわりとにじむようになってきました。

頭の重さを感じない時間ができたり、体が軽く感じる瞬間があったり。

その後、低血糖で動けなくなることはありませんでした。

年を重ねた自分に期待できます

秋になって、すっかり体調が落ち着いてからも、食事、運動、足湯の習慣は続けています。

そうすると、ますます午前中のパフォーマンスが高まり、夕方も疲れづらくなったのを感じています。

タスクがスムーズに片付くので、時間にも気持ちにも余裕ができて、読書のペースが上がり、カフェでお茶も飲めるようになりました。

なにより、家族に対してもゆとりをもって接せられるので、ネガティブになることはほとんどなく、感謝を感じるようになりました。

年を重ねたから、20代30代無茶をしたから、と諦めそうになっていた疲れやすさや体調不良も、暮らし次第で変わるのだと、自分のことながら驚いています。

年をとっても、マイナスからゼロ、プラスになれたということは、これからもっと元氣に、活動的に、余裕を増やせるということかもしれません。

まだまだ、私の体質改善の研究は続きます。


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