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リオ、皇族ゆかりの街ペトロポリスとは

かつてブラジルの首都はリオにありました。200年前、ブラジルが帝国だった頃のことです。もちろん皇帝一家も住んでいました。

ただ、リオの夏は40度と暑い、雨がよく降るので湿度も高い、皇族なので伝統的な儀礼服でも過ごさなければならない、と三重苦です🫠

快適に過ごしたい!エアコンなんて当時ありません。ではどうしたのかというと、皇帝一家は避暑地に行きました😎

それが、今日お話するペトロポリス。リオから北に約50km、標高約800mの高原にある、とても冷涼な街です。リオとは約10度違います。

皇族ゆかりの街ということで、
見どころは… 

▼皇帝一家が夏を過ごした宮殿👑は
当時の様子を再現した博物館Museu Imperial

館内は撮影できません🥲

ライト兄弟とほぼ同時期に動力飛行を成功させた
▼サントス・ドゥモンの家Casa de Santos Dumont

▼サントス・ドゥモンはこの方

顔つきから非凡な感じですね
ブラジルの英雄です

では、ペトロポリスへ向かいましょう😉
どう行くかといえば…
私はバスを選びました。

▼出発はRodoviária Novo Rio

運行しているのは、UNICAとFACILの2社チケットカウンターは1階(地上階)にあります。長距離線のは2階です。

Uber発着所から建物入って右手

運賃は片道30レアル約800円、所要は約1hです。リオ発は毎時間2~4本あります。帰る時間を決めているなら、復路も買うのがおすすめです。私は、売切れで予定の便に乗れませんでした。
CPFがあれば、別途発券は必要ですが、オンラインでも買えます。
なお、ブラジルのバスチケット購入には身分証が必要です。が、今回は行き帰りノーチェックでした。

ところで、

私がペトロポリスへ行ったのは7月の終わり。リオは真冬です。なのでペトロポリスは極寒でした。夜、リオが22度のところ当地は12度でした。

極寒なので、あたたかいものが飲みたくなります。これは飲んで良かったなという一杯があります。それは😊

▼Chocolate quente 
ビターで濃厚です😋

サイズはGrande✌🏼

ついデザートも頼んでしまいます。
▼こちらはStrudel de maçãといって、シナモン風味のリンゴの焼き菓子です。

バニラアイスが2玉も
温冷のデザートの組み合わせ最高ですね

初めて食べましたが、アップルパイのしっとりした感じで美味しかったです😋オーストリア辺りの伝統的なお菓子だそう。

こちらのホットチョコレートと最強デザート、どこでいただけるかと言うと、チョコをつくり続けて60年、老舗の工房KATZでいただけます。

Chocolates KATZ
R. Barão do Amazonas, 85 - Centro, Petrópolis 
11-19時営業 月曜休

▼のどかな街ペトロポリス

▼リオの喧騒から解き放たれます

どこも大体17時にはクローズします。観光は夕方までに、めいいっぱい楽しみましょう。

▼ペトロポリス大聖堂

日が暮れた後のお楽しみは食事ですね。
ペトロポリスはドイツ系の住民が多い街です。名物のチーズフォンデュをぜひいただきましょう。

▼濃厚なチーズでフォンデュ

私はフォンデュのし過ぎで、予定のバスを見送りました。

▼ひと口サイズで食べやすいドイツソーセージ

▼ここでもチョコレート

マシュマロをフォンデュさせていただきます

ビター感のある濃厚なチョコレートでした😇

▼いただけるのはこちらのお店

Princesa Isabel Gourmet 
Av. Dom Pedro I, 270 - Centro, Petrópolis 
18-22時営業 月曜休 

ペトロポリスの夜は非常に冷え込みます🥶防寒対策を忘れずに。7月末で12度でした。

ペトロポリスいかがだったでしょうか?リオの喧騒から離れてのどかに過ごせました🫶🏼ぜひ一度訪れてみてください👍🏼

(おわり)

表紙:Nathalia Segato on Unsplash

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