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じいちゃんが教えてくれたこと

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ー生きる為に必要な事ー
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#人生

じいちゃんが教えてくれたこと#12

自分に都合のいい部分だけ見ていても人間的成長はない人間的に成長したいなら、自分の都合の悪い部分に意識をフォーカスしないといけないとじいちゃんが教えてくれた。 人は皆、自分に都合の悪い部分はみたがらない。その深淵をのぞき込もうとしない。 都合のわるいものには蓋をしてみないように、聞かないように、触れないようにする。でも、たまに、その自分にとって都合の悪いものが外に出てきてしまう。そんなときわたしたちは、その外に出てきてしまった自分に都合の悪いものを自己正当化してごまかそうと

井の中の蛙大海を知らず (じいちゃんが私に教えてくれた事#10)

ニュースを見ていると、どこもかしこも人だらけ。これでGo To使えるのは最後かもしれないから、何処でもいいから一度くらいは行っとかないと損と言わんばかりに、どこもかしこも人で溢れている。 私のじいちゃんが、こうした状況を見て一言。 日本人ってのは、本当に自分てものがない。自分を軸に生きている人がいかに少ないかがよくわかる。 自分を軸に生きていない。つまりは、自分で自分自身に喜びをもたらす事が出来ない。いつでも、何処かや、誰か、そして何かによって幸せを与えてもらわないと生

私とじいちゃん

じいちゃんが私に教えてくれた事という記事を沢山載せているので、今日はじいちゃんと私の関係について少し書いてみたいと思う。 じいちゃんというのは、私のじいちゃん。じいちゃんは色々な事を知っていて、何でも教えてくれる。だから、私はじいちゃんの事が大好き。 じいちゃんの話を聞いていると、不思議と心の中にあるものがスーッと消えていく。心の中にあったわだかまりみたいなものが消えていく。これはとても不思議な体験。 辛い事、、苦しい事、上手くいかない事、そう言う事があった時、じいちゃ

じいちゃんが私に教えてくれた事 #9

仕事やお金や恋人、友達。そうしたものに必死になってしがみついていた私にじいちゃんが言った。 何故、そんな必死になってしがみついているんだ?と。 ちょっとイラっとしたけど、私はこう答えた。 しがみついていなければ、何もかも失ってしまうと。 仕事もお金も、恋人も、もっと言えば、家族も。しっかりその全てにしがみついていなければそのどれも失ってしまったら終わり。 そういう私にじいちゃんは笑いながら、こういった。 お前さんは仕事と、お金、友人と恋人、家族、それを失ったら、自

じいちゃんが私に教えてくれた事 #8

人間というのは、自分で自分の事を満たす事を知らない。いつも何かに自分を満たしてもらおうとする。これが悲劇なんだよ。 何かにしてもらわなければ、自分で自分の喜びも私たちは作り出す事が出来ない。これは、とても悲しい事。 私たち人間というのは、自分で自分に喜びを与える事が出来ないといけない。その喜びは外部からとってきたものではなく、自分で自分の中から生み出さないといけないんだ。 自分で自分の内側に喜びを作り出す。そうすると、その自分の内側から溢れてきたその喜びで私たちは満たさ

じいちゃんが私に教えてくれた事 #7

時間というものは、とても大切なもの。でも、これがあまりわかっていないようだ。 他人の為、他人の為と言って、お前さんは自分の時間を他人に渡してばかり。そんな事ばかりしていて、一体いつ自分の為に時間を使うつもりだい? 時間ってのは、とても貴重なもので、いつまでもあるものじゃない。時間ってのは有限なんだ。だからこそ、その時間をいかに使うか?という事はよく考えなくてはいけない。 自分の人生を変えたいと思うなら、何処かに何かを習いに行ったり、誰かに会いに行ったりする事よりもなによ

じいちゃんが教えてくれたこと #6

常識に縛られるな。これはこういうものだからという常識。そんなもんに縛られているから、色々が上手くいかない。自分ががんじがらめになって苦しくなってしまう。 常識なんてものは取っ払え。 常識とは18歳までに身につけた偏見のコレクションの事を言う。これは、あの有名なアインシュタインの言葉だ。 こうしなきゃいけない。ああしなきゃいけないと言って、お前たちは教育されて、その身ががんじがらめになっている。それを解きほどかなくちゃいけない。 これが正しいとか、あれが正しいと言ってい

じいちゃんの言葉

遠すぎてもいけない。 近すぎてもいけない。 主観的でありすぎてもいけない。 客観的でありすぎてもいけない。 大切なのは、その中間にある中庸でものを見る目を補う事だ。

じいちゃんが教えてくれたこと #3

他人の存在が気になって、気になって仕方がない時、そういう時は、自分がその他人よりもずっと小さくなり退化してしまっている時だ。 逆に他人の事などどうでもいいとそう思える時は、その他人よりも自分が大きくなり進化している時だ。 常に集中し、自分自身に意識をフォーカスし続けなければ、自分という存在はどんどんどんどん小さくなっていってしまう。そしてその自分は大きな他人に踏みつけられてしまう事になる。 外を見るのではなくて、常に自分の内側に意識をフォーカスし続ける。そうした訓練を毎

ただおもしろきゃいいってちゃうねん

人に受けのいいものを書くんやない。 真実ってものを書いて行こうや。 人ってのはただ、おもろいもんを求めてるんとちゃうねん。 人ってのは、真実ってもんを求めとんねん。その真実ってのが本当の意味でのおもろいもんって事になんねん。 おもろいもんってのは、ひとの心を揺さぶるものやなくて、その魂までも震わせるようなもんや。 人は真実ってもんをホントは心の中で一番おもろいもんやとそう思ってるんや。だから、お笑いの中にも真実ってとこを求める。 本当の事ってのがその中に含まれてる

じいちゃんが私に教えてくれたこと #2

どん底、それは形在る世界の底辺でしかない。 だから、人はどん底に落ちても変わらない。 形在る世界の底辺。その周りには掴む事の出来る様々な形がある。形在る世界ではそれを掴み、その形に依存すればいくらでも上へ上っていく事が出来る。 形があれば、人はその形に依存し自分を変えずとも生きていける。 掴む事の出来る形在る世界の底辺など、形のない何も掴む事の出来ない世界からしたら天国だ!!自分がどん底と言っているその底が、形のない世界からしたらてっぺんなのだ。 形のない世界には、

じいちゃんが私に教えてくれたこと #1

あれもしなきゃ、これもしなきゃと思っている殆どの事はしなくていい事だったりする。いつもしなきゃいけない事で頭がいっぱいの人というのは、無駄な動きが多いのかもしれない。 こういうタイプの人は、いつも自分にこう問うて欲しいと思う。 本当にこれは今しなくてはいけない事なのかと・・。こんな事別にする必要などないんじゃないか?と。一体何の為に今自分はこれをしようとしているのか?一旦冷静になって考える癖をつけて欲しい。 あれもこれもしなきゃと思う時、そこには何の客観性も見て取れない

この世の真実

 今、現代に生きる私たちは、自分たちで何でも出来るとそう思っている。 私たちは、神の力など必要としなくても、その神が元々持っていたその力を今は自分たち一人一人が持っていると誰もが何疑う事無くそう信じている。 これはちょっとしたお話。 ある少年が、ある老人から聞いた世界の本当の話。 このちょっとした物語の主人公である少年は、幼い頃からずっとこの世界の真実を求めてきた。彼はちょっと他の子とは思う事が違って、興味を持つ事も、同じ年の子とは全然違っていた。 彼の友人が、俗世