<終末の人間>とはわたしたちのことなのかもしれない
ニーチェのこの言葉を知っていますか?
この言葉にはじめて触れた時、何とも言葉にしがたいものをニーチェにつきつけられたそんな気がした。
今の時代は、まさに虫けら同然の人間ばかりになってしまっているのかもしれない。ぬくぬくとした場所に逃げ込みというのは、自分を誰も否定しない、言ってみれば、自分ワールドの事。この自分ワールドの中で暮らしていれば、誰とも接触することはなく、ただ自分だけが幸せでいられる。
ニーチェは、この自分ワールドの中に自分に都合の良い人間を引き入れて、そのも