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愛させてくれること

人生初の帰省しない年末年始。感じたことを残しておこうと思う。

愛するということ。それは、素晴らしく、幸せなこと。

ひとは、愛してもらって初めて、愛することができる。ひとは、ひとりでは永遠に愛することはできない。

自分の持ちうるすべての愛を授けてくれた存在に感謝することから、新しい1年をはじめたいと思う。

人生初、帰省しない年末年始

人生で初めて、一人東京の自宅で過ごす年末年始は「いつもの」年末年始を愛おしい気持ちにさせた。

私にとって、年末年始は温かい家族の記憶だ。

親族がどんどん家に集まってきて、たくさんの料理を楽しみながら、お酒を交わしながら、いくつものテレビを何箇所かでつけて、にぎやかに迎える0:00。夜ふかしをして眠たいまま9:00に叩き起こされてみんなで食べる、手作りのおせちと白味噌に丸餅のお雑煮(白味噌が苦手なお父さんだけ赤味噌)。

この年末年始は、おじいちゃんおばあちゃんを始めとするたくさんの親戚が、この場所を愛し続けていたから存在していた。そしてその場所を私も愛するようになった。この大好きな「いつもの」年末年始も、私にとっては愛してもらって、愛させてもらったものだ。

来年はまた、当たり前に「いつもの」年末年始を、みんなで大笑いして過ごしたいな。

2020年末、嵐活動休止前ラストライブ

活動休止発表からの2年間、「彼らは愛されている」と思う機会(こと)が多かった。

でも正確には違った。彼らが圧倒的なエネルギーで人々を愛していた。

アイドルの存在意義はこれかと、彼らの姿をみて何度もはっとさせられた。

圧倒的に愛することで、世の中にとんでもない総量の愛を生み出す。そんな彼らに私たちは愛させてもらった。

ラストライブ、彼らの姿をみた後に残ったのは、清々しさだった。愛し切るってこういうことか、と覚悟を教えてもらった。

彼らの愛がどれだけの人を愛することができる人にしたのかは計り知れない。本当にありがとう。

愛されて、愛することからはじめたい

私たちの目の前にある、私たちを何よりも幸せな気持ちにしてくれる、愛しいひと・愛しいこと・愛しいものはすべて、誰かに愛された記憶があるから、愛することができているものだ。

私のこの温かい何かを愛する気持ちは、何かに愛された記憶に支えられている。

すべての受けとった愛に感謝して、たくさんの愛を与える日々を過ごしたい。

2021年、たくさんの人が愛されて、愛させてもらう、素晴らしい1年でありますように。

ありがとうございます^^