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失敗を失敗で終わらせない

こんにちは,HARuです。今日は「失敗を失敗で終わらせないために必要なこと」というお話し。

自分自身を振り返ってみても
失敗だらけの人生を送っています。
専門であるはずの教育分野でも
・板書の字が汚いとか
・教師(私)が話す時間が長すぎるとか
・国語と道徳の違いが分かっていないとか
まぁ,色々失敗をやらかしてきました😅
(思い返すと失敗した数はこんなもんじゃないのですが💦)
今日は,その失敗を失敗のまま終わらせないためにどうすればいいか
という内容です。

では,いってみましょう!

失敗とは

ちなみに失敗を辞書で引くと

[名](スル)物事をやりそこなうこと。方法や目的を誤って良い結果が得られないこと。

出典:goo国語辞書

と出ます。つまり,自分の望んだ結果とは違う結果になることが「失敗」ということです。
失敗に関する有名な格言に
「失敗ではない。うまくいかない1万通りの方法を発見したのだ。」
トーマス・エジソン
があります。
彼に言わせれば,上記の辞書的な意味は「失敗」とは言わなくなりますね。
物事をやり損なうことこそが大切であり,それが成功へと近づく唯一の手段だと考えていたからです。

失敗を多く経験することは成功への最短の道

これまで,多くの偉人が失敗に関する名言を残してきました。
例えば,
松下幸之助さんは
「失敗したところでやめるから、失敗になる。成功するまで続けたら、それは成功になる。」
と言っています。これはエジソンの考え方にも近いものがありますね。
さらに,
アインシュタインさんも
「1度も失敗をしたことがない人は、何も新しいことにチャレンジしたことがない人だ。」
と述べています。
つまり,多くの歴史上の偉人たちは

「失敗は必要なもの」

という認識があるということです。
では,なぜ「失敗」を必要だと考えているのでしょうか。
それは,失敗をたくさん経験することが成功することへの最短ルートだと知っていたからでしょう。

学校で教育に関わっているものとして私自身も,人が一番学ぶのは失敗をした時だと感じています。
子どもたちが大きく飛躍するのは
学校行事で成功した時ではありません。むしろ,成功できなかった時が大切なのです。
そして,その成功できなかった体験をただの1度だけの「失敗」として扱うのか
今までとは違う方法を発見できた「成功」として扱うのか,
そこで大きな差が生まれます。

教育においては
失敗は無いと思っています。
無駄だと思えることや失敗だと感じることを経験することはとても大切なことです。
ただ,それを経験に変えられる人とそうでない人がいます。
それはなぜでしょう。

失敗を成長の糧とすることができるかどうか

その違いは,失敗を失敗で終わらせるかどうかだと思っています。
つまり

失敗を次に活かせるかどうかが成長できるかのカギ

なのです。
失敗は誰しも経験します。その際にどのように振る舞うことができるかが
成長へのカギだと思っています。
失敗を失敗のままにしてしまう最大の理由は
同じ失敗を繰り返すから
です。
前述した偉人たちは,同じ失敗は繰り返してはいないはずです。
少しずつ条件に変化をつけ,同じ失敗にならないように留意していたことでしょう。
これこそが,失敗を失敗で終わらせるか,成長への糧とすることができるかの分かれ目なのです。

同じ失敗は重ねない。失敗からの学びや経験を次に活かす。

これができれば,人は大きく成長することができると信じています。
そして,これを子どもたちを通して,私は実感してきています。

記憶より記録

では,具体的にどうすれば失敗を次へ活かせるのでしょうか。
それは

記録をとっておくこと

です。失敗した時に,原因と対処法を記録しておくのです。
記憶ではいけません。必ず記録を残しておく必要があります。
特にこれは手痛い失敗だった,やってしまった…と大いに反省する場面があれば
チャンスです!
必ずその失敗の記録,失敗の原因,改善方法をその場でその時に記録しておくのです。
まだ記憶が新しいうちがチャンスです。
人の記憶は必ず劣化します。そして自分に都合の良いように改ざんされるものです。
後から思い出してみたら,あれは失敗じゃなかったと感じたり,
自分の責任じゃないからどうしようもないと他者へ責任転嫁したり,
記憶の中の失敗は実に都合が良いものになるのです。
それはいけません。
自分自身が失敗だと感じたならば,必ず記録を残しておきましょう。
その記録はあなたの成長に大いに役立ちます。
特に学校現場では,同じような事例がよく起こります。
年齢構成が近いのですから,当たり前です。
その時に自分がどのように対応したのか,どうすることがよかったのか
必ず記録し,次に活かしましょう。

普段の学校生活において,子どもたちは失敗を繰り返します。
まだまだ精神的に未成熟な部分もあるので当たり前です。
そこで,私たち大人や教師がどのように対応できるかが,その子の未来を決めるといっても過言ではありません。
失敗したことを失敗のままに終わらせてしまうのは,あまりにもったいない。
その子の成長のためにも,あなたの成長のためにも
確実に記録を残し,成長への糧としておきましょう。

ここまでお読みいただきありがとうございました。
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いつもお読みいただいている皆様,ほんっとうにありがとうございます。
それではまた😊

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