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専業主婦みたいな生活を約1週間送ってみた感想。

 こんにちは。私は年間261日ワンオペ育児をしながら週に4日パート勤めをしている1歳と3歳の母です。

 この春に長女が小規模保育園を卒室し幼稚園へ入園しました。
1日に入園式がありそこから10日まで春休みのため私もパートをお休みし長女と一緒に過ごしました。(次女は小規模保育園に通園。)
 仕事というひとつの大きなタスクがなくなったことですこし気持ちにも余裕が生まれ、普段の自分の生活を鑑みることができました。そして自分は普段からよくやっている(頑張っている)なと言うことに気づきました。

 ワンオペですので基本的な子どものお世話(着替え、洗面、食事、お風呂)をひとりでするのはもちろん、部屋は毎日キレイに整え、自分の時間を確保するために朝早く起き(最近は5時半起き)、子どもたちに毎晩絵本を読んであげて、1日3食子どもたちの栄養を考えて食事を作り、自分の身なりにも気を遣い(主にメイクやスキンケア)、更に1日7時間働きに出ている。

 それだけでも十分すごいのに、子どもたちと家庭菜園を始めてみたり、長女のz会のワークを一緒に取り組んだり(割と教育には力を入れている方だと自負してます)、知り合いの妊娠しているママ友のためにごはんをおすそ分けしたり相談に乗ったり…。

 マルチタスクをこなしすぎている自分に気づきました。
普段はこれが普通のことなので気にしたこともなかったのですが、よくよく考えてみたらここまで毎日できてるお母さんは少ないのでは…?と。

 特に食事作りは、レトルトやお惣菜に頼ることはほとんどないので一番力を
いれて頑張っているなと思います。(それが一番の負担でもあるのですが。)

 こうやって自分が今できていることを洗い出して、自分はよくやっていると自分のことを褒めてあげる(認めてあげる)ことができたのははじめてのことかもしれません。

 今まで周りのひとから「よくやっている」「ワンオペなのにすごい」と言われることはありましたが、素直に受け止めることができませんでした。
だって実際子どもを3人育てている人の方が大変だろうし、ワンオペでフルタイムで働いている人のほうがもっと大変と自分よりもっとすごい人を勝手に出してきて自分なんてそんな人達に比べたらまだまだだと思ってきました。

 でもそもそも自分を取り巻く環境も自分のキャパシティもそれぞれ違うのに、比較して自分を下げて考えること自体が間違ってますよね。

 以前夫に「下着やタオルをたたんで欲しい」と言われました。
私は下着やバスタオル類は畳まないと決めています。なぜなら畳んでいる時間がないからです。ワンオペで子ども2人の面倒をみている上に上記のこともしているのですから、なるべく省ける家事は省きたいのです。下着やタオルは他人に見せるものではないので多少シワが付いてようと問題ありません。
 だから夫に「自分で畳むか、畳む時間と心の余裕を私にください」とぴしゃりと言いました。でもその後友人宅に家族で遊びに行ったとき、きちんと畳まれているタオルをみて、わたしの方をチラリと一瞥し、「畳んであるなぁ、奥さんちゃんとしてるなあ」と言ったのです!
 生活している環境が全く違う友人妻と私を比較されて、友人妻の方がよくできた妻と思ったことに(しかもそれを言葉にして伝えてくることに)とても腹立たしく感じました。しかもその時の私は「タオル1枚も畳まない私はだめなのか…」と小さく傷ついたのも覚えています。(そんなことないよと自分をよしよししてげたいです。)

 何がが言いたいのかというと、自分のことは自分で認めてあげることが一番の自己肯定があがる方法だと思います。究極は自分のことを愛してあげられるのは自分自身だということ。
他人からどれだけ褒められようと自分で自分のことを認めてあげられないとその言葉ですら素直に受け取ることはできませんし、他人からの何気ない?言葉で傷ついてしまいます。

 母業は特に、誰からも褒められることや認めてもらうことはほとんどないです。
なので夜寝る前の少しの時間だけでも、今日できたこと、何でも良いです、いつもより食事を1品多く作れたとかあそこの掃除ができたとか子どもにはぐしてあげられたとか…。

自分のできたことを自分で褒めて、自分の接待をしていく。
それが自己肯定感を上げること、自分を愛してあげられることに繋がると私は身を持って知りました。
自分を愛してあげられると、他人からの思わぬ言葉にも傷つきにくくなりますし毎日ハッピーに過ごせます。
だから私は今日もハッピーです。


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