人は自分が思ってるほど理性的じゃないと知っておくことは大事
大抵の人って自分は理性的だと思っている。
意識して理性的に思考を働かせて、
常に最善の行動をとっていると思っている。
ですが、脳科学や心理学の研究や発見によって、
脳には理性的、意識的な思考と感情的、無意識的な思考。
2つの思考傾向があることがわかってきて、
基本的には後者のほうが強く早いことがわかった。
ようは、人は基本的には無意識に支配されているのです。
このことを知っておくことは何をするにも、
すごい大事なことだと僕は考えてます。
人は自分が思っているほど自分の思考や行動を、
意識的には制御できていない。
自分では理性的に考え決めたと思っていることでも、
実際には無意識的に決められたものも多い。
それを自覚することなしには意識的に、
きちんと自分をコントロールできません。
ですが、知ってさえいれば意識して制御することもできる。
例えば認知バイアスと呼ばれる脳を含めた身体構造として、
人が生来的に持っている思考傾向があります。
有名なものだと自己奉仕バイアスというものがあって、
成功したら自分が原因、失敗は他人が原因と、
矛盾した責任の持ち方をしやすい思考傾向のことです。
先に話したようにこれは生来的に備わったものでどんな人でも、
このような考え方を無意識にしてしまう可能性を持っています。
知らずにいればそういう思考をしているということに、
気づくことすらできないかもしれません。
だけど、知っていれば意識して冷静に物事を見て、
適切な思考をすることもできるようになる。
なので、人は自分が思ってるほど理性的じゃない、
無意識や生来的なものが強く早い思考をする。
このことを意識したうえで無意識等の思考傾向などを、
把握することに力を入れてみてください。
今では様々な本などもあるのでぜひ、
時間を割いて読んでみるといいですよ。
それに見合うだけのものを得られるはずです。
では、今回はここまでです。
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