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客観的に見ると相手の視点で見るの違いが理解できるとビジネスは別物になる

ビジネスは相手の視点に立つことが大事とよく言われますし、
僕も度々お話していることです。

ですが、本当の意味で相手の視点に立つということを理解し、
実践できている人ってほとんどいない。

大抵は客観的な視点で相手を見ているだけの場合が多いです。

ですから、この客観的視点と相手の視点に立つということの違いを、
きちんと理解できればビジネスは別物になります。

得られる結果もまったく違うものになるのです。

じゃあ何が違うのかと言えば客観的視点とは、
外側から相手を見てわかる出来事を観察したものです。

例えばある人が頑張ってダイエットしていれば、
その人を外側から見れば痩せたいとわかるでしょう。

だけど、その人が果たして本当に痩せたいと思っているのかは、
実際にはわからないわけです。

もしかしたら本当はモテたいと思っていて、
そのためにダイエットが必要だと思ってるだけかもしれない。

であれば、もしダイエット以外にモテそうな方法があったら、
あっさりダイエットをやめて別の何かを頑張りはじめるかもしれません。

このような外側から見てもわからないこと、
相手の見ているものを見ないとわからないもの。

それを理解できることが相手の視点に立つということです。

ようは、相手を外側から見るだけで終わるのか、
相手の内側から見えるものまで理解しようとするのか。

それが客観的視点と相手の視点に立つことの違いなのですね。

で、この違いはビジネスを本当に別物に変えます。

例えば先のダイエットの例でもし客観的視点で、
痩せたいという欲求だけを見ていたとしたら。

セールスは痩せることにフォーカスしたメッセージになるでしょうし、
商品やサービスも痩せさせることに特化したものになる。

だけど、実際にはモテたいのであって痩せることは、
単なる手段にすぎないとしたらどうなるか。

セールスのメッセージは相手にあまり刺さらないでしょうし、
商品やサービスも相手のモチベーションを保てず、
何の効果ももたらさない可能性が高くなる。

だけど、相手の視点に立ってそのことをきちんと理解していれば、
セールスも商品やサービスもきちんとそういったことに、
合わせたものが自然とできあがっていく。

相手も満足した経験を得ることができるのです。

なので、客観的視点で終わるのではなく本当の意味で、
相手の視点で物事を見るということは、
ぜひ実践してみてください。

それができれば何をすればいいのかが変わっていき、
ビジネスの形もそれによって変わっていく。

得られるものも大きく良い方向に変わっていきますよ。


では、今回はここまでです。

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