やるべきことと心構えは常にセットで考える
やりたいことがあるならやるべきことについて考えることは誰でもする。
だけど、やるべきことをどういう心構えでやるかというのは、
考える人が少ないように思います。
人がどれぐらい能力を発揮できるかは明確な行動指針はもちろん、
心理状態にも大きく左右されるもの。
同じように学び行動しても出せる結果が人それぞれ違うのは、
この心理的な要因が大きいと個人的には思ってます。
例えばビジネスってやるべき細かいことはいろいろあるんですが、
利益を出すためにやるべきことは2つしかない。
価値を生み出すこととそれを広げる方法を実行することです。
誰かの解消できない悩みや問題、満たされない欲求を、
解消できるもの満たされるものとして再定義し価値とする。
そうして生み出した価値をどうすれば必要な人の元に届けられるかを、
リターンがコストを上回る範囲でひたすら実行していく。
価値についてはビジネスオーナーやビジネス全体が、
どんな能力や考え方、価値観を持ってるかで変わるので、
決まったやり方があるわけではありません。
ですが、価値を広げる方法については一定の決まった手順があって、
学び経験を積めば誰でも一定以上の成果を出せる能力は身につきます。
身につくのですが能力があっても成果を出せる人と出せない人がいる。
その原因が最初に話した心構えなわけですね。
価値を生み出すにしても純粋に誰かの力になりたい、
相手目線できちんと物事を捉えられる人。
逆に自分の利益のために利用するみたいな考え方を他人に持ってる、
自分目線でしか物事を捉えられない人。
両者とも同じぐらいの能力を持っていたとして、
どちらのほうが誰かにとってより大きな価値を生み出せるか?
間違いなく前者なわけです。
それを誰に届けるべきなのかを考える時も相手目線がなければ、
必要な人に必要なだけアプローチすることも難しい。
価値を生み出すことを含めたビジネス全体の運営にしても、
相手目線できちんと物事を考えられる人のほうが、
高いパフォーマンスを発揮して長期的に発展するビジネスを作れます。
自分目線でしか物事を捉えることしかできないなら、
一時は成果を出せることはあっても長期的に見れば、
まず間違いなく衰退していくことは避けられない。
と、いろいろお話してきましたがようはどれだけ能力があろうと、
それを適切な方向に発揮できる心構えがなければ、
ビジネスであれ何であれ成果を出すことは難しいということです。
なので、やるべきことを考えることはもちろん、
それと同時にどういう心構えでやればいいのかということも、
セットで考えてみることはぜひやってみてください。
そうすれば能力と心理状態が同じ方向を向いてくれるので、
成果を出しやすくなっていきますよ。
では、今回はここまでです。
ありがとうございました。