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毎日ブログ 102日目(2020/6/9)
(※この記事は自社ホームページからの転載記事です)

2019年9月に発売され
最近でもtwitterなどで
根強く話題になっている
名もなき家事

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ご存じですか?


日々の生活の中に無限に点在する
大分類・中分類でしか
名付けられていない
数々の家事に
面白おかしく命名する。


それにより家事を
小分類・再分類にまで
「見える化」する。


それまで「何となくあるアレ」が
「目の前にあるコレ」になった訳です。


WebSiteによる例では

「タッパーの蓋と容器を
 正しく組み合わせる家事」
命名:タッパー神経衰弱
「手洗いにするか
 洗濯機に放り込むかを
 判断する家事」
命名:洗濯の選択
「ロボット掃除機をかける前に
 床に置いてある荷物を
 テーブルの上などに
 避難させる家事」
命名:道づくり

秀逸です。


私も家事に関する記事は
「家事シミュレート」で
以前にも書いています。

が、この本では
家事に関して
パートナーの理解を得られない
主婦(主夫)の皆さんの
共感の嵐、
ハートをがっちりと
掴んで離しません。

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ところで皆さん、
家事ってキャリアの内に
入るってご存じですか?


一般的 (?) にキャリアと言うと
「仕事」に関係する
経歴やスキルだけを
指しているように
聞こえますが、
「家事」も立派に
キャリアと言えるのです。


レストランで調理を担当する
調理師さんはキャリアで、
家庭で毎日に様に
食事を用意する事は
キャリアにならないのでしょうか?


クリーニング店で洋服を
洗濯機で洗濯することはキャリアで、
家庭の洗濯機で選択することは
キャリアにならないのでしょうか?


家事代行サービスで
他人の家の掃除をするのはキャリアで、
代行されている分の
掃除をこなすことは
キャリアにならないのでしょうか?


もちろん全部キャリアです!

胸を張っていきましょう。

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ただ残念なことに
日本の社会はキャリアに関する
認識が低いので
家事をキャリアとみなさない風潮は
確かに存在します。


家事って、やらない人が
想像もできないレベルで
時間も労力もかかる
仕事ばかりなんですけどね…


もし転職をお考えだとしても、
企業への応募に使う
履歴書などには書けない、
のが現実ですね。


主婦であれ、主夫であれ、
企業での仕事から離れたくて
離れたわけではありません。


離れたくて離れた方も
少なからずいらっしゃるでしょうけど^^;


育休などを取ったからと言って、
「企業内の昇進」という
キャリアパスの全てに見える「極一部」を
捨てたつもりもありません。

なのに書けない
このモドカシサ…

ここで提案です。

もし皆さんが
日々のこと故に、
流れで家事をしているのであれば、

「個々の作業を、質を保った上で
 いかに効率よく完了できるか」

を意識して取り組んでください。

時間を区切って
メリハリをつけて
家事を切り替えてください。
自分の家事が
時給計算した場合に
いくらの売上になるのか。


これらは「目的意識」です。


どんな目的・目標を以って
どのように取り組んだのか。
これは企業における
仕事に通じる考え方です。


この意識改革が、
家事をキャリアに
変えていきます。

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履歴書には買いにくいですが、
職務経歴書には
がっつり書いてしまいましょう^^;


多分、結構な確率で
「意識的な家事」を行っていることを
プレゼンすれば、
企業はあなたを欲しくなるでしょう。

法政大学の
田中研之輔先生が
書かれた「プロティアン」
という本があります。


この「変幻自在なキャリア」に

個人の心理的成功こそがキャリアである

と書かれています。


全く持ってその通りです。
キャリアは組織が創るものではありません。

組織という土壌で、
「あなた」が積み上げる物なのです。


家事というキャリア構築の中で
心理的成功を感じられたら、
家事は立派なあなたのキャリアに
変わっていくのです。


先に紹介した「目的意識」は
その方法論にすぎません。


もし皆さんが家事の中で、
「不満」を感じたのなら、それは
「改革」のチャンス
なのです。


あなた自身の新しいキャリアを
描いていきましょう^^


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