見出し画像

キャリア的視点355 -形式を整える-

毎日ブログ 355日目(2021/2/17)


官僚的の話

世の中には色々と行事がある訳ですが、それを行うためには様々な「形式」と言うものが多くてまいっちゃいませんか?

持続化補助金の申請も様式を何枚も記載して…、もう正直大変でした。
無事審査も通っても、次は完了報告としてまた様式…… 単純に苦手なんです、こういうのは…囧

先日も区の集まりの場面で、緊急事態宣言下というのもあって、椅子だけ出して終わりにしようと思っていたら、お偉いさんが、
「机も用意してください」
と言ってきて、結果として集まり5分、準備と片付けで20分という…

補助金の例は何十万円ともいうお金も絡みますし、全国の何万人という人が参加するものですので、統一ルールみたいなものが必要です。

一般企業でも初期の50人ほどまでの頃は、口頭での依頼でもお願いできるのに、人数が増えるに従って「依頼は書類で」と変わってきます。これを官僚的といいます。

官僚的というのは、政治家のことではありません。政治が遅々として進まない事を言うものではありません。
役所でA申請はあちらの課に行って、B申請はこちらの課というものは確かに官僚的という言葉であっていますが、それ以外の場面でもこの言葉は使います。

どんな企業でも、企業規模、従業員の人数に比例して官僚的になっていくものです。これは物事を効率的に行うために、出来るだけ全員にわかりやすく公平に書式を統一する事でもあるのです。

ですので官僚的の意味合いでの形式というのは私も、苦手ではあっても、大いに納得できるのです。


法人のキャリア

企業が官僚的になるのは、先にも書いた様に成長した証と言っても良いでしょう。これは企業を「法人」ということで人として例えた場合には、ひとつのキャリアとして数えることができますね。少々の強引さは自覚しています^^;

企業のキャリアを考えた際には、基本的に企業は「存続する」必要があるために、「成長し続ける」事を理念の中に課しています。
少しややこしい表記になってしまいましたが、企業には従業員の雇用を守る義務があるために、存続を続けていく必要があるのです。

そして従業員の雇用を守るという事は、定年まで雇う覚悟を持つという事であり、従業員の年次昇給をはじめとした支出の増大や、時代の変化に対応するため、存続するだけではなく成長もしていかないといけないのです。それが成長をし続ける、と言うことです。
必然的に従業員は増えていくのですが、その従業員一人一人に不公平感を噴出させないためにも、公平を期す意味でも形式を整える必要があるのですね。

官僚化はあらゆる組織がその規模の成長とともに経験する物です。これはやはり法人組織のキャリアの一環だと私は思うのです。ここをうまく切り替えていけるかどうか、意外に重要ですよね(^^)



#キャリア的視点 #キャリアコンサルタント #キャリコンバレー #毎日ブログ #プロティアン #官僚的 #形式 #雇用を守る #持続化補助金 #企業のキャリア #note3150

個人の活性化を組織の活性化に繋げます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?