見出し画像

#161 イギリスの夏が最高すぎる件


普通、夏は暑いもの、って思ってますよね。
私は日本の夏の暑さがよく思い出せません‥‥


イギリスの暮しを普通に描いているだけで、意図せずに「素敵!」と言っていただくことがあります。自分としては自慢している気はないのです。基本、日本が暖かそうな時期のほとんどは寒いですし、食べ物も、欲を言えばもう少し食べたいものにサッと出てきてほしい‥‥
飲みたい時に日本酒が買えたらいいな、とか、年に一度でもいいからお刺身が食べたいとか、まあ言ったらキリがないほど完璧じゃない要素はあるんですよ‥‥
ところがコノエミズ、note 初になるかもしれない、お国自慢をしてみようと思い立ちました。

今日は「イギリス最高か!」っていう記事になります。


ヨーロッパは Heatwave (熱波) が来ているとか言われていますが、イギリスでは30℃を超える日も予報されていて、それが大ごとだったりします。
とはいえ、私の住む場所は人口が密集した都市ではないので、最高気温でも23℃くらいです。
23℃、ハア~⁉ と言われそうです。でもこれが快適、快適。

週末は海へ泳ぎに行ってきました。(正確には浸かりに‥‥です)

朝八時すぎに家を出たので、こんなビーチ日和にもかかわらず信じられないくらい人も少なかったです。
牧草地を突っ切って海に向かいます。
イギリスは一年を通してやや薄暗いので、写真にフィルターをかけたりしますが、今日の画像の色はすべてノーフィルターでお届けしますよ。

家から車で20分。目の覚めるような青が眼前に‥‥

このキラキラが好きなのです。そして気温は暑すぎず快適です。湿度も低いので爽やか。

ビーチにはすでに3人の年配の方々が全裸で泳いだり日を浴びたりされています。
そう、ここは"ヌーディストOK" ビーチなのです。とはいってもそこそこ保守的な国です。こうでなきゃいけないというのでなく、脱いでも着てても仲良く居られる、寛大なビーチということですね。

夫と私は、ポップアップのビーチテント (普通のテントを真っ二つに切ったようなオープンさ。日陰とプライバシーを作るもの) と、そり立った岩の間で一日まったりしました。
岩が海に対して90度に突き出しているため、個室仕様な感じで、寛げます。
下のビデオは寝転がって見上げた空。


海に入ったり、本を読んだり。

海はさすがにヒィ~っと声が出るくらい冷たいですが、日差しが強いのでだんだん慣れてきます。イギリスでは生暖かい海は期待できませんが、一年通して泳いでいる人の話を聞くと、冷たい海がくれるリフレッシュ感はクセになるそうです。
この日の海は冷たくてもめちゃくちゃ気持ちがいいと思えたのは、日差しのおかげでしょう。

早く家を出たいので、お米は前夜研いで味をつけておきました。朝炊き上げたご飯に缶詰の牡蠣の燻製のオイル漬けをオイルごと投入 (ネギのみじん切りとケッパーを入れて七味もたくさん)。こんな簡単なお弁当に、ぬか漬け。あとは、洗って袋に入れておいたレタスとチョリソー。
クーラーバッグの中には冷えた白ワイン!
お昼にはそれらが胃袋におさまり、そのまま日陰でシエスタ‥‥zzzzzz

子ども達が居たときは、もっとお弁当に時間かかってましたが、夫婦ふたりはなんて気楽。起きてから30分で家を出て、家から20分でこのリゾート感覚が味わえるのは本当に恵まれていますね。

昼寝した後は、このビーチにもレジャーボートが集まってきていました。
私といえば、自分のパイナップル↓に空気を入れます。強がりでなく、これで十分なんですってば。

私の身長ほどのパイナップルに寝そべってプカプカ浮く。至福


潮もだんだん満ちてきて、4時過ぎ。そろそろ起き上がるころでしょうか。
海に後ろ髪引かれながらも、朝来た道を上っていきます。

振り返って一枚
パノラマでも撮ってみる


湿度の高い35℃の気温で牧草地の丘を歩くのなら苦痛かもしれません。ですが、なにしろ23℃。爽やかな風が吹き抜けております。

このビデオの真ん中で見上げた丘を登って帰ります。

日差しはまだ強いです。
牧草地の出口まで来て、あ~、のど乾いた~と言って座った木陰。

こんなラブリーな天候のイギリスを、
私は今月離れて
日本に参ります。

日本の夏にうだるのを楽しみにしております。

‥‥ってホンマかっ!



最後まで読んでいただきありがとうございます。スキのハートは会員じゃなくてもポチっとできます。まだまだ文章書くのに時間がかかっておりますが、あなたがスキを残してくださると、とっても励みになります♥