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#184 私だけかもしれないレア体験 ~マンガのように目から星が飛んで回るのか問題~


マンガのなかで、登場人物が頭をぶつけ、彼らの周りを星がぐるぐる回っている描写‥‥あれは本当なのか?
今日はその話になります。

ある程度、それは真実なんです。
もし頭を強くぶつけた場合、チカチカする光が目の中に見えることがあります。このチラツキは内視現象と呼ばれる例の1つです。これは、脳がシグナルを間違って解釈した場合にそこに存在しないものが見えるという現象です。完全な幻覚とは全く同じではなく、現実を認識する状況が混乱している状態だと言えます。

https://logmi.jp/business/articles/221627

こんな記事をまず見つけたので、メカニズムを読んでみた、いや読もうとしたのだが、私には難しすぎてやっぱり良く分からなかった。


小学生時代、私はそのことをビックリするほど鮮明に体験している。

私がまだ古い家に住んでいた頃の出来事なので、小学校の五年生以下であったことは間違いない。
それは小学館が刊行していた小学〇年生という雑誌だった。兄と弟の歳を考えて、仮にそれは私の小学三年生の雑誌だったということにしよう。

兄と弟が持って行った私の雑誌を「返して」と言い寄った時のことだ。
男の兄弟というのは結託するものだ。男ふたりに女ひとりとは、なんとの悪いものだろうか‥‥
その日も、私のものであるはずの小学三年生はすんなり返してもらえるはずもなく、やっと戻ってきた時は、もの凄い勢いで我が顔面めがけて飛んでいた。
((((((バッシ-------ン!!!)))))

なんという衝撃だったことだろう。
顔面にまともに雑誌を食らった瞬間、私の目から星がいくつか弾け飛んだ。
そしてそれからが凄いのだ。

弾けた星たちが仰向けに倒れた私の上で円を作り、
間の抜けた
『キンコロ カンコロ‥‥』という音に合わせて回り出したのだ。
オルゴールのネジが回転を終える間際のようにゆっくりと‥‥

こんなことってある⁉
痛さと情けなさと、そして自己憐憫。

だれがなんと言おうと、あの音とリズムと、星のフォーメーションだけは、今でも思い出せる本当の出来事だったのだ。



★★ ★★ ★★ ★★ ★★

今回は、昭和の少女が文字どおり体当たりで実証した話をもって、「私だけかもしれないレア体験」の投稿を終えたいと思います。

三記事書きましたので、よろしければこんなのも‥‥

尚、トップ画像に使わせていただいています、山根あきらさん。画像をこんな(違う意味の)星の記事に使われるのが不本意でしたら、どうぞお知らせくださいね。



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