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子供の頃に読んだ作品ってびっくりするほど覚えてるよね

先日、落語ネタの入った記事を読んでいた時、「あ!これ多分「もう半分」が元ネタだ!」とか、「これなんか覚えがあるぞ……なんだっけな……(末尾を見て)「鰻の幇間」!そうそう、そんなタイトルだった!(≧▽≦)」と、いうことがあったのだけど……

実は私が落語にはまってたのって小学生の頃なんだよね。
大昔も大昔。ウン十年前の記憶なのに、結構内容覚えてて我ながらびっくり。

つい先日も、久々に星新一さんの作品読みたいな、と思い、「ノックの音が」を引っ張り出したら、これまたちゃんと覚えてるんだよね、オチを!(星さんは主に小~中学生の頃にはまってた作家)

昨日のご飯何食べた?って聞かれたら「……覚えてない……(´・ω・`)」という記憶力の持ち主なのに、不思議だ。

子供の頃に読む本は、分かりやすく・読みやすくなってるからかもしれない。同じ本でも翻訳次第で全然印象変わるしね。

やはり小学生の頃ハマってたモーリス・ルブランの「アルセーヌ・ルパン」シリーズを、大人になってから買って読んだら、訳者が合わずに挫折しそうになったこともあったしなぁ……( ̄▽ ̄)

あとは単純に先入観もなにもない、真っ新な状態で読むから印象に残りやすいというのもあるかも。

人って最初に触れた情報を基準に判断しがちだから、大人になるにつれて、「前に似たような作品を読んだ」とか「誰かがつまらないと言っていた」など、「直接関係のない事柄」に引きずられて(先入観を抱いた状態で)物事に接するようになるんだよね。

だからどうしても、子供の頃のような、素直な目線で物事が受け止められなくなる。
結果、印象が薄くなるというのはあるんじゃないかな。

こうして考えると子供時代に何に触れるかってすごく重要だよね……。

今は動画全盛期なだけに、中には再生数さえ稼げればいいという発想の、モラル的には疑問符が付くチャンネルも多いけど、小さい子にはその辺り気を配った方がいいのかもしれない。


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