母智丘神社
3番目の星
3番目に訪れたのは母智丘神社。母智丘と言えば桜の名所である。母智丘公園には2キロメートルの桜並木があり、日本の桜名所100選になっている。
父親が都城市隣の三股町出身ということもあり、小さいときに何度か母智丘にも花見に行った記憶がある。
桜並木の始点の山を登ると母智丘神社がある。車では裏から回ることができる。公園から登るとここもご多分に漏れずかなりの石段があるはずだ。
社殿に参拝
この日は地元の名門、都城高校野球部が参拝に来ていた。
荘厳な社殿に、黒い牛の像が横にある。畜産で有名な都城。家畜への鎮魂の意識は高い地域だ。都城市は農業産出額が、およそ865億円と市町村別で見ると2年連続日本一。そのうち畜産部門が724億円と8割以上を占める畜産の町。
巨石が林立
この社殿の右側から裏手に回ると驚く。
巨石がいくつもある。
陰陽石(陰と陽に分かれている)、割れ石、ワニ石などがあるのだが、大きさに圧倒される。
火山灰に埋まっていた
火山灰に埋まっていたところ、神社再興工事で発掘されたとのこと。石器時代には群立していたのではと考えられるとされている。石材の採取場だったとしても切り出して運ぶのはたいへんだったろう。
赤ボラ(赤ホヤと思われるは)約7300年前の鬼界カルデラの噴火の時に噴出し積もったものらしい。この頂上にも降り積もったのだろうか。
多くの巨石に圧倒された。次に向かうのは山田町池之原の丸山だ。
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