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6.卒業できるか?

いよいよ最後の回。すばらしい先生に出会ったと思っている。

今回はControlNetおよびOpenpose editorを教えてもらった。
ControlNetは、ほしい構図を得るのによい機能で、例えば自分であるポーズを撮影しそれを使用して画像を生成するもの。

例えば、膝立ちで振り返ったポーズの画像を作成するのに、kneeling, looking back,などと呪文を唱えるわけだが、必ずしも思い通りのものでなかったりする。
そこで自分でそのポーズをとって自撮りし、その画像を使ってポーズを決めるということができる。

もちろんそれだけでなく、スケッチを描いて、それを画像として生成することも可能。これは便利だ。呪文を追加したり、繰り返したりして画像を調整しようとしても、なかなか思い通りの画像にはならない場合が多い。
ストレートに思い通りの画像を生成できることはとても便利だ。
ただ、この場合も元にする画像等についての著作権等は慎重に配慮すべき。

ControlNetには便利なモデルが14種類あるとのこと。
canny
画像の輪郭を抽出してくれて、それを元にして画像を生成するモデル
inpaint
指など画像の一部を修正するモデル
scribble
簡単な絵からリアルな画像を生成できるモデル
などが便利そうだが、今回のトレーニングで教わったのはOpenpose editorというもの。

ControlNetのモデルのOpenPoseを使い、エディタを開くと「棒人形」というマッチ棒で体格を表すようなものが出てくる。これを自在にまげてポーズを作っていくのだ。
便利だが、これはこれで難しい点もある。実際に画像を生成するとちょっと違うなんていうことはざらだった。ま、これも経験を重ねればというところだろうか。

これでトレーニングは修了。あとは経験を積んでいくだけだ。当初のセミナーなり講演ができるようになりたいという目標に一歩近づいたかもしれない。



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