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心鏡の湖 詩集『魚の骨が刺さりまして』

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心鏡の湖の詩をぶっ込むだけのマガジン。俳句を含みます。
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#実話

心鏡の湖 詩のスタイル

どうも。マガジンを作成するにあたって、心鏡の湖の詩のスタイルをあらかじめ書いておきたいと思います。 私、心鏡の湖は発達障害(ASD、ADHD)を抱え、ジョブホッパーとなり、労働意欲を失った人間です。ストレスを抱えやすく、半年に1回の頻度で過呼吸で身体が硬直してしまいます。また、二次障害として気分障害になっていて、「働いていた頃よりかは症状が和らいだかな?」程度が現状です。 そのため、私が書く詩は基本的にネガティブであり、言葉の当たりが強くなっています。いわば、教科書には到

魚の骨が刺さりまして

※せっかく詩集に名前を付けたのですから、詩を書いてみましょうかね。 魚の骨が刺さりまして 青ざめた おにぎりの具 鮭の骨が喉に刺さる 息はできるがとにかく痛い 涙が出る 焦る 冷や汗が止まらない ひたすら飲み物を飲んで 飲んで 飲んで それでも痛む 痛む つらい 恐怖を感じる 命がもつのかと心配にもなった しばらくして ようやく骨が取れた そのときの私は もうね どんな顔をしていたのかなって 心鏡の湖 *** 10年近く前の実話です。スーパーで買った鮭のおにぎ