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タロットで運命のハンドルを握る 〜集合的無意識〜

 この記事は、私が学習したタロット占いの知識をアウトプットするために書き起こしています。内容は主に『かげした真由子先生監修タロット占い協会の無料講座』で学習した内容を自己解釈してアウトプットしています。
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「運命のハンドル」の基本的な考え方は下記URLの記事をご参照ください。


運命のハンドル、二人以上の複数で占うときに必要な集合的無意識という視点

占いで特に多い相談は、恋愛や対人関係の相談といった自分以外の人や組織(学校や会社など)が絡んでくるものなのだそう。
対人やグループのことを占う時に、個人の潜在意識を再設定するだけでは周りとの関係に変化を与えることはできない。
そこで重要となるのが『集合的無意識』という視点である。
集合的無意識、普段の生活の中ではほぼ聞くことのない単語。
私にとっても初めて触れる言葉だった。

集合的無意識とは?

集合的無意識とは心理学者であるユングが提唱したもので、家族や友人、会社などのグループ内で共通して持っている価値観、雰囲気、常識、思い込み、行動パターンなどを指す。
顕在意識と潜在意識の更に深いところで相手とつながっている部分、相手と共有している雰囲気や価値観の部分が集合的無意識である。


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集合的無意識の視点とは?

人は対人関係で悩んだ時に「相手に変わってほしい」と願うことは多いのではないだろうか。
しかし、他人の性格を強制的に変えることなどできない。
大事なのは「相手がこうなってくれたらいいのに」ではなく「自分は相手とどんな関係性になりたいか」、望む関係性を築くために自分にはどんな働きかけができるかということ。
この「自分は相手とどんな関係性になりたいか」が集合的無意識の視点。
相手を見るのではなく、相手と共有している場を見るということだ。
相手との関係性(相手と自分が共有している場)=集合的無意識であるため、自分が相手との集合的無意識の設定を変えると繋がっている相手も少なからず影響を受ける。
この影響は一気に大きな変化を与えられるわけではないが、相手から今までと違った反応を引き出すことができる。

自分が変わればすべてが変わる?

相手と自分の関係性を変えたいと思うなら、まず自分から行動を起こしていく必要がある。他力本願ではいつまで経っても関係性が変わることはなく、その相手との関係を切ったとしても違うところで同じ悩みを繰り返すことになるだろう。




集合的無意識を変えるということは、自分が「どんな世界に住みたいか」を再設定すること。

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