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こどもを上手く愛せない
鳥羽和久さんの「君は君の人生の主役になれ」を読んで思うこと③
あなたは親に愛されたから愛を知っただけでなく、親があなたを上手く愛せなかったからこそ愛の深さを知りました。愛を渇望し、それに触れてみるということを覚えました。そこにあなたの人生の秘密があります。
「いい子」に育てられてきた親にとって、子育てはとても難しいことでした。「いい人」や「世間体」そういうところにいる自分に気づくことができず、その呪縛にいつの間にか子どもを引きずり込む…その時から子育てが難しくなる感覚があります。
「あなたの将来が心配」「あなたの将来のため」
は親の不安以外の何ものでもないということに気がつくのにも時間が必要です。
でも、それは仕方のないこと。そうやって育てられてきたのだから。
子どものことが心配になった時「自己肯定感が低いのかしら?」「自己肯定感が低いのは育て方のせいかしら?」「自己肯定感ってどうやって伸ばすの?」と気になって調べると…たくさんのアドバイスが出てきますね、そのような本もたくさんあると思います。
鳥羽さんは「自己肯定感」についてこう話されています。
「自己肯定感」なんてものは存在しません。なぜなら、人は自分ひとりで自分を肯定することなんてできないからです。
むしろ、自分だけではどうしようもないということを潔く受け止めて、世界に身を開いて見ることからしか何も始まらないのです。そして、そうでなければ人生の面白みなんてどこにあるのでしょう。
びっくりです!
世の中の自己肯定感をブームを木っ端微塵に!
でも、救われませんか?
幼少期に「自己肯定感」というものを上手く育てられなかったとしても、自分にあった環境であれば、他者との関わりの中で肯定的に捉えていけることができる。私はそう思います。大丈夫。
必要な方に届きますように。
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