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スイセンの記憶|日記

gwに帰省したことのつづき。

最近久しぶりに仕事で花に触れる機会か多いことを知った母が東御のヴィラデストワイナリーや、坂城のバラ園に立ち寄ってくれた。



母曰くヴィラデストワイナリーには幼少の頃にも行ったことがあるらしい。母の同僚とそういう場所には言ってたのだけど、その人の息子は同い年で、子どもの頃の自分の目から見ても彼はいわゆる「育ちのいい子」だった。場所の記憶はなくても、なぜだかそういう所作が綺麗な人の記憶だけはずっと記憶に残り続けている。



クリスマスローズが可愛くて、どうして春に咲いてるのにクリスマスなのだろう?って母と話した。
ローズって名がついてるけどバラ科の植物ではなくて、花の形がバラに似てることからクリスマスに咲くバラって呼ばれるようになったみたい。(キリスト由来のお話もすてきだと思う)



そしてその中に水仙も咲いてたのだけど、私は水仙を見ると相変わらず信州国際音楽村を思い出して鬱々とした。(毎年スイセン祭りの時期にピアノのおさらい会をしていたから。)

後にも先にもあんなにいいスタインウェイで演奏できることは来ないと思うといい経験だとも思うけれど、沢山練習したドビュッシーをど緊張して失敗して以来、30歳の今にまで引きずってるのはどうなのだろう…

人前で何かすることが本当の本当に苦手になったな〜って思って、あれは成長過程の一つとしてきた経験の失敗なのか、本当に苦手なのかどっちなのか結局のところわからないけれどトリガーであることには間違いないなと思う。

憂鬱なことも思いつつも単純なのでお店の中に入ったらるんるんになった。

美しいお花に囲まれていたけど、お店は玉村豊男さんの作品でいっぱいで中までお庭みたいだったから。(ちょうどその日は奥の方にご本人もいらっしゃって、思わずはっとしました。)

美味しそうなお菓子を見て、東京にいる人を思ってお土産を買ったらとてもほくほくした。

ポストカードは家でも綺麗に咲いてます。

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