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コレステリック液晶レポート

コレステリック液晶を作ろう!いえーい!
ぐーぐる先生で検索するともっとちゃんと構造などを解説してくれるサイトがいっぱい出てくる。
なので、この記事はファンタジーオタクのミズイロがコレステリック液晶を楽しんだよという、単なるレポのようなもの。

液晶って所謂、液晶モニターの中に入っているものだけど、それが結構簡単に作れるのがコレステリック液晶らしい。


材料

白い粉と水

材料は粉と水。怪しくないよ。
正確には、ヒドロキシプロピルセルロースと精製水。
ヒドロキシプロピルセルロースは食品添加物にも使われるものらしいので、人体には無害。安心安全の白い粉。

このふたつをチャック付きの袋の中で混ぜ合わせる。

混ぜる

一日目

混ぜる時に少し熱を発する。熱いってほどでもないけど、反応してるなぁ、という感じ。
ダマができるので潰して、とりあえずペースト状になった様子。気泡がすごい。

二日目

気泡抜きをしつつ二日目。もう液晶らしい姿をしている。
まだまだ気泡がすごいので白っぽさマシマシに見えるね。

三日目

写真がブレてる。大きい気泡を抜きつつ、もみもみして熟成。

六日目

四日目と五日目は写真撮り損ねた。
六日目になるとかなり虹色がはっきり。液晶から細かい気泡がだいぶ抜けて、袋の上部に上がってきている。
粉の量が増えると、もっと時間がかかるのかなーという感じ。

瓶詰め

袋より綺麗に見える

一週間ほどお世話をして、瓶詰め。
詰める時は、ビニールで漏斗を作り、袋の端を切ってクリームみたいに絞り出す感じ。粘りが強いので結構難しくて、写真を撮る余裕はなかった。
液晶=液体結晶というぐらいなので、個体と液体の中間。中間と言いつつ、やはり個体には思えない。どちらかというと液体だなと思う。とてもべたべたねばねばしている。

虹、オーロラ、オパール。そんな感じの色が見える。遊色。
角度や光で輝いて見える、オパールのあの感じ。これ写真に中々写らなくてとても残念。実物を見て。

温度変化

冷やしてみた

温度によっても色が変わる。
冷やすと青みが強くなって透明感が出てくる。温まるとオレンジやピンクが強くなる。温度計みたい。

アクセサリー加工

ではこれをアクセサリーに。

「彩雲の露」と名付けた。
虹色と称されることが多いみたいだけど、ミズイロには彩雲のように見えたので。
彩雲の中で採取した露を小瓶に詰めたイメージ。ポーションのようでもあるね。

光の当たり方によって全然違って見えて面白い。これは黄色が強く見える。

低温時の青さも綺麗。冬になると夏と違った顔見せてくれるかも。

動画もとってみた。でもこれもコレステリック液晶の綺麗さ、面白さのごく一部だなと思う。
実物でしか伝わらない美しさがあるので、是非お手にとってみてもらえると嬉しいな。

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