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恋人がずっといないこと。
恋人がずっといないこと。
私がぼんやり悩んでいたこと。
人を好きにならないわけではない、恋人が欲しくないのではない。
それなのに、周りの人が当たり前のように恋人がいるのに私にはいない。
それがコンプレックスだった。
自分は何かが欠如しているように感じた。
ほとんどの人が経験してきたことを経験できずに時間だけが過ぎていく。
私の何がいけないのだろう。
他の人と何が違うのだろう。
ぐるぐるぐるぐる考えて軽くおかしくなりかけた。
「必要ないんじゃない?」
その言葉に最初は納得できなかった。
‘人は皆、現状に満足している。現状に不満があっても変えるための行動をしていないということは、現状を受け入れているということになる。‘
この考え方は前から知っていて、自分の行動に責任を持たせるためによく思い出していた。
本当に必要なものは、なにがなんでも手に入れるように動くものだよね。
しかしこの考え方で恋人について考えたことはなかった。
(ホント、頭が固くていやになるよ)
「恋人がいなくても、日々幸せで楽しいんでしょ?」
社会全体に流れる「恋人はいるべき」という雰囲気に、、かなり影響されていたことに気付いた。
私は、恋人が欲しかったのではなくて、社会が求める(?) 恋人がいる人 になりたかっただけだ。
ただ、一人では味わえない気持ちを知ること出来たりするんだろうな
「恋人がいることでしか得られないことは、人生において薬物をして得られることと同じくらいの重要度」
かなり過激な表現だけど、それくらい なくても生きていけるのでは と言いたかったみたい。
それは人それぞれではあるけど、私は必要ない部類の人間なんじゃないかと。
無理に恋人を探したり、焦ったり、悩んだりするのは辞めようと思った。
でも、このまま恋人ができなくて、結婚できなかったら…とも思ってしまう。
結婚することが全てではないとわかっているつもりでも、「結婚することが幸せ」「結婚できない人は不幸」みたいな考え方が私の中に刷り込まれているみたい。
このまま一緒にいたいと思える人に出会えなかったときのために、一人で生きて行く覚悟を少しずつ決めていこうとしている。
未婚のまま死んでも、それを卑下することなく堂々と、自分の幸せを守る覚悟。
こんな文章書いている時点で全く吹っ切れていないし、そもそも恋人とか結婚に囚われた考え方を持っているんだな~~と思う。
そう簡単に自分の内側を変えることは出来ないけど、少しずつでも変わっていけるように意識するようにしよう。
自分の心が穏やかでいられる考え方に自分の心を矯正する。
これはけっこう前からやっていて、これが良いことだとは思わないけど、私は心穏やかでいたいので今のところはそうやって生きている。
人にとっての幸せは自分にとっても幸せであると無条件に結びつけてしまいがちだけど、そんな考え方とは距離を置いて、自分にとって何が大切なのか自分の心と向き合って生きていこう。
何事も人それぞれだからね。
それと、自分のことを一番大切にできるのは他の誰でもなく私自身だから。
上辺だけじゃなくて、本質を見極められる人間になりたいな〜〜
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