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SDGsなPR

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【PR研究所】のなかでSDGsなPRをいくつかピックアップ
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#パタゴニア

生理用品タンポンの税率だけ高いのはおかしい...!ドイツの法律を変えたクリエイティブなPR 【PR研究所077】

概要 ドイツには「タンポン税」が存在することをご存知でしょうか。  ドイツを含む諸国が、生理用品タンポンを贅沢品として定めており、通常の税率7%に対してなんと19%もかかっていたのでした。ドイツは日本よりも比較的「大きな政府」として動いてきた歴史があります。ゆえにもともと税金は高めですが、タンポンだけを贅沢品とするのはちょっとイワカンありますよね。  そんな中、ドイツの衛生用品ブランドのThe Female Companyは、この問題について広く知ってもらい、現状を変える

パタゴニアの環境保全・投票運動「VOTE OUR PLANET」【PR研究所002】

 2019年7月21日参議院選の日、アウトドアブランドのパタゴニアジャパンは全ての直営店を休業し、従業員が投票へ行けるようキャンペーンを行った。  「VOTE OUR PLANET(私たちの地球のために投票しよう)」と題したこのキャンペーンの目的は、未来の地球環境のため、選挙に行く従業員のため、投票することの重要性を再考するためだ。このキャンペーンに併せた公式SNSの投稿には #私たちの地球のために投票しよう というハッシュタグも付いており賛同する投稿も多く見られた。  

大量消費ではなく、服を「修理」して大切に着る。リペア産業をはじめるパタゴニアのWorn Wear 【PR研究所045】

 ファッション業界で問題とされている、大量生産に大量消費。ファストファッションが席巻する現代へ「まった」をかけるリペア産業をご存知でしょうか。  服を「修理」することで大切に着ていこうというパタゴニアのWorn Wear。服は「着るもの」以上の意味をもち、人生をともにする「パートナー」的な存在であるというキャンペーンです。  キャンペーンWorn Wearでは、みんなの服にまつわるストーリーが展開されています。  公式HPでは、共に冒険をした服や、特別に思いのこもった服