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フリーランスで働くママの日常

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2019年8月に双子の娘を出産したフリーランスママの日常にまつわる思考と内省の記録
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2024年6月の記事一覧

幼いころの不安を和らげてくれるお守り

幼少期のころ、わたしにはとってもお気に入りのねこの人形があった。大人の両手に収まるほどの大きさの茶トラの人形。 気にいって、いつでも一緒だったらしい。小さい頃の写真にもよく映り込んでいて、肌身離さず持ち歩いていたことがわかる。 あるとき、その人形をわたしはなくしてしまった。当時の母は焦って(いまならこのときの母の焦りがどの程度のことなのか理解できる)、全くおなじ人形を急いで購入した。 が、なくしたと思った人形は、あとから出てきて、全く同じねこの人形がわたしの手元に2つ残

わたしが話すと場が凍る現象

話すのが苦手。 物心ついたときから、ずっと自分のことをそう表してきた。30代になったいまも、話すのが苦手だという意識はずっとあり続けている。 人と話す仕事を10年以上やってきてなにを言っているんだと思われそうだけれど、わたしの中にある苦手意識は、小学生の頃からあまり変わっていないように思う。 話し出すと場が凍るなにか大きなきっかけでいきなり話すのが苦手になった、みたいなことでもない。 ただじわじわと、「思っていることがすぐに言葉にならない」とか「思っていることが上手に

家族という名の一番近くにいる愛すべき他人

2019年に双子の妊娠がわかり、その流れで夫と入籍をして、今年で5年が経過。時間が経つのはあっという間だ。 夫は大学時代からの友人で、出会ってからはかなり長い。でも、同棲期間は半年ほどで、すぐに双子が産まれたから、ふたりで過ごす時間は想定よりもかなり短いものだった。 だから、ふたりの生活・暮らしというものをつくる時間はわたしたちにはほぼなくて、すぐに子どもがいる生活・暮らしをどうしていくかに移っていった。 そして、それはわたしと夫と双子の4人での生活・暮らしを作っていく