出版業界ニュースまとめ#2019/11/20【号外】

日販・トーハンの中間決算が発表されています。公式発表資料を下記にまとめておきます。

●日販

2019年度 中間決算は減収減益

日販グループ(連結子会社数26社)の2019年度中間決算の売上高は250,820百万円。
雑誌・書籍の店頭販売の落ち込み、廃業店等の増加により5.0%減、13,238百万円の減収となりました。

営業利益は、取次事業、小売事業を中心に固定費の削減に取り組んだ結果、全体では1,072百万円(対前年88.3%増)となり、503百万円の増益。経常利益は1,116百万円(対前年73.6%増)となりました。

特別利益1百万円、固定資産除却損や店舗閉鎖損失等の特別損失206百万円及び法人税等を加減した、親会社株主に帰属する中間純利益は138百万円(対前年62.8%減)、234百万円の減益となりました。


●トーハン

第73期 中間決算概況(2019年4月1日~9月30日)
◇単体中間決算
・減収減益となりましたが、売上高・利益とも中期経営計画に沿った結果となりました。
・返品減少により経費増は予算内にとどまりましたが、運賃上昇の影響が続いております。

◇連結中間決算
・減収減益となり、中間純損失を計上いたしました。
・弊社グループ全体の収益力強化と将来に向けたシナジー強化を図るため、当期より連結範囲を拡大しております。

◇中期経営計画『REBORN』の進捗
・「本業の復活」と「事業領域の拡大」を二大方針とし、それぞれ新たな取り組みを開始しております。



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