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先月出た本 2022年5月

今回はHONZの方は特別版として久しぶりに以前のパターンに戻って『物語 ウクライナの歴史』は、どんな人に読まれているのか?』を読み解いています。

ですのでいつものカタチでの「先月出た本」はひと休みです。
こちらで気になる数点を紹介しておきます。

『OPEN(オープン): 「開く」ことができる人・組織・国家だけが生き残る』

著者はスウェーデンの知性、だそう。オープン、ということが本当に、本質的なオープンなのか新しい事を受容れる準備は出来ているのか、などなどを考えられそう。

こっちはさらにビジネス書寄りの本だけど、チーム作り観点で使えそう

『越境と冒険の人類史: 宇宙を目指すことを宿命づけられた人類の物語』

アフリカで誕生した人類は、他の大地を目指し世界へと広がっていくわけですが、その「未知に挑む」人類が今向かっているのが宇宙なのだ、というお話。冒険の歴史を描いたノンフィクション

『トナカイの大地、クジラの海の民族誌――ツンドラに生きるロシアの先住民チュクチ』

極北の地に暮らすチュクチという民族の歴史と今を描いています。

『コロナと創薬 なぜ日本の製薬企業は出遅れたのか』

開発者の自伝やノンフィクション含め、コロナ関連の創薬に関わる本はいくつも出てきていますが、こちらは日本の製薬企業の状況をまとめた1冊。

『延びすぎた寿命』

医学の発達により、まだまだ寿命は延びそう…と読んでいましたが、もはや後退期に突入したという見方も。寿命を取り巻く歴史に迫る作品

『ファッションショー招待状図鑑 ファッション史に残る300のショーの物語』

ファッション関係者にとっては歴史書ですが、招待状の図鑑なので、美術・デザインという視点でも非常に面白く読めそう。裏側や歴史的な意味も綴られているので資料価値も高そうです。


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