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2月のニュースクリック数ランキング

先月配信したNewsletterから、特にクリック数が多かったニュースをランキング形式でまとめました。
1月はサンマーク出版の黒川さんのnoteや、好調決算を発表し続けるスターツ出版のニュースなど前向きな話が注目を集めていました。2月はどうだったのでしょうか?
*1月のランキング

1位 書店が増えている!? 「行きたい本屋」から「やりたい本屋」へ

1位はライター&書店主としても活躍する和氣正幸さんによる記事。毎日閉店のニュースが続きますが、一方で小さいけれど個性的な書店が続々生まれています。そういった動きがまとまっています。

2位 リスキリングの手段、「書籍」を超えて最も多いのは? 正社員エンジニア300人へ調査

岸田首相は所信表明演説の中で、リスキリング支援として5年間で1兆円という投資を表明しました。学び、教育といった分野は出版業界にとってはこれまでも重要テーマでした、が、その学習手段として「無料オンライン教材」を利用する人が増えているという調査結果が出ています。ビジネスモデルの転換にどう立ち向かっていくのか、業界としての喫緊の課題となりそうです。

3位 本屋ないと本当に困る? 名物書店員・福嶋聡さん「売れない本こそ」

会員限定記事です。本屋がないと本当に困るのか、ヘイト本を店頭に置く意味とは…など書店員の矜持について考えさせられる記事でした

4位 「ツグの一声」にKADOKAWA固唾

会員限定記事。ガバナンス検証委員会の報告書の報告会見を2月2日に開いたKADOKAWA。しかし、その手続きについての問題を弁護団が指摘するなど、まだ周囲は混沌としています。FACTAの記事でした。

5位 全国書店員が選んだおすすめコミック

日販が毎年開催しているコミックアワードが今年も発表されました。その発表ページが5位にランクイン。
過去『SPY×FAMILY』や『呪術廻戦』を1位に選び、その後の大きな躍進に繋げてきたアワード。今年は『ルリドラゴン』が1位に選ばれました!

6位 講談社、減収減益の決算

出版業は二極化していると言われています。コミックを持つ大手出版社は紙の出版物以外のシェアを高めていっています。講談社の決算でも減収減益とはいえ、デジタルや版権を扱う部門である事業収入は増加中。とはいえ、前期に『東京リベンジャーズ』があった影響も大きいようです

7位 【決算】廣文館が黒字転換

8位 「いい作品ではなく売れる作品だけが出版される」そんな世の中でいいのか…ある小説家がこの10年でなめた辛酸

9位「書店経営は天職」 夫婦で40年経営、客の要望把握し地域支える

南相馬市のおおうち書店のニュース。元記事は福島民友新聞ですが、掲載期限が切れてしまったようです。

10位 廃業予定だった書店、覆したのは子どもの「やめないで」 営業継続を伝える貼り紙話題に、店主に思いを聞く

このTwitterの投稿がきっかけで話題になり、記事となった弘明堂書店のインタビュー記事が10位に。閉店や廃業が多く報じられている一方で、それを踏みとどまっている書店もそれ以上にあるのだろうと考えさせられる記事でした。

なお、2月1ヶ月で最もアクセスが多かったのは2月3日配信のニュースでした!








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