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普通の手袋を絵描きがよく使う「あの手袋」に改造する【初心者向け】

あの手袋とは?

小指と薬指だけを覆う手袋。手が汚れるのを防いだり、液タブやiPadが手に反応するのを防いだりするためのもの。

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既に一つ持っていたんですが、よく無くすのでスペアが欲しかったんですよね。でも買うとなんか高いので、じゃあ作ろうと。左利きの方なんかも作ると良いかもしれませんね。

用意するもの

手袋

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これはスーパーで売ってたドライバー用手袋。税抜189円。薄手で布製であればなんでもよいと思います。大きく切る関係上あまりぶかぶかだと使い物にならないと思うので、自分の手にフィットするものを選びましょう。ちなみにこれを私がつけたとき、指の先とかちょっと余ってたし手首は少しゆるかったんですけどまあ使えるので、そのくらいなら許容範囲です。

チャコペン
手袋に印をつける用の鉛筆もしくはペン。水や時間経過で落ちるものです。私はなんか手元になかったので普通の鉛筆を使ってしまいましたが、汚くなるのが嫌な方は用意しましょう。

裁ちばさみ
布を切る用のはさみ。一回きりでもう二度と裁縫はしないというのであれば普通のはさみでも代用できると思いますが、切れ味が悪くなると言われているのであまりおすすめはしません。また今回すでに出来上がっている手袋を切るので、普通のはさみだと縫い目が硬くて切れない可能性も十分に考えられます。100均でも置いてあったりするしあると安心。

糸切ばさみ
糸を切る用のはさみ。糸はこれで切らないといけないんですが、まあ無ければ普通のはさみや裁ちばさみでも良いです。切った糸先がボワボワになるかもしれないけど。こちらも100均に置いてあるし、手芸屋さんで買ってもそこまで高くないので、この先裁縫する人は買っておいた方が良いです。

まち針

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縫う前に布を止めて置く用の針。初心者こそ絶対にあった方が良いので無い方は買ってください。こちらも100均で買えるほか、手芸屋さんでもそこまでしないと思います。8本もあれば十分。

針山
まち針が刺してあるこのクッションは針山です。無いと地味に困るのであるとよい。裁縫に興味のある方は、比較的簡単なので自作しても楽しいです。まあ針山作るときも針山無いと困るんですけどね。

縫い針

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実際に縫う用の針。手縫い用(ミシン用や何か特殊な用途用でない)針ならなんでも良いです。家庭科の裁縫セットに入っているような針セットを持っている方だと色んな種類の針が入っていてどれが良いかわからないと思いますが本当にどれでもいいです。私は針穴が大きくて糸を通しやすい刺繍針を手縫いにも使っています。針の使い分けは上級者になってからなんじゃないかな知らないけど。


手縫糸かミシン糸を使いましょう。基本的に布の色に近い目立たない色を使います。今回は手袋が白いので白。ただ家用かつ自分用なので目立つ色でも自分が許せればそれでいいです。古い糸だと切れやすくなっていることがあるので、新しい方が良いです。

(まとめ)
手袋、チャコペン、裁ちばさみ、糸切ばさみ、まち針、針山、縫い針、糸。

作り方

①まず最終的にどういう形にするかの線を引きます。

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既に一枚あの手袋を持っている方は、材料の手袋をした上からその手袋をして、赤線の境目のところに印をぐるっとつけます。
するとこう。

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持っていない方は、上の画像を参考に頑張って引いてみてください。ポイントは、薬指と中指の間を通ること、親指の付け根より少し上を通ること、それを曲線でつなぐことです。
手にマッキーかなんかで線を引いて、それを透かしてなぞるのもアリかなと思います。

②縫いしろをつけます。
先ほど引いた線に1cmほど足した線を引きます。

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1cmは厳密でなくてもかまいませんが、あまり縫いしろが小さいと縫うとき大変なので、広めにとっておきましょう。写真よりもうちょっと広くて良かった。

③縫いしろの線に合わせて切ります。
前後対称でないので、まず一度切り込みを入れます。

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そこから刃を入れて切っていきます。

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そうしたらこう。

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④①で引いた線に合わせて縫いしろを内側に折り返し、まち針で止めます。

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平らな布だとアイロンをかけるんですが、今回は形が複雑すぎてかえって邪魔になりそうなのでしません。その分まち針は細かく、間隔を狭く止めましょう。

そうしたらこう。

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⑤ふちを縫います。
端から2~3mmのところを返し縫いでぐるっと一周縫います。多少ずれてもよし。

迷いそうなところをさらに説明しておきます。
1.切る糸の長さ
糸の長さは、手に糸端を持ち、胴体の前に糸巻きを持って腕を伸ばしたくらいの長さにしましょう。

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長すぎても短すぎてもやりづらいです。糸が足りなくなったら一度玉止めして、また新しく糸を切って縫います。

2.縫い始め・縫い終わり
糸が抜けないよう玉結び・玉止めします。
玉結び・玉止めについてはこちらの記事、

裁縫の基本、玉止め・玉結びのやり方~縫い始めと縫い終わりのコツも~ - クチュリエブログ
https://www.felissimo.co.jp/couturier/blog/technique/sewing-technique/post-6291/

もしくはこの動画を参照すると良いです。

3.返し縫い
返し縫いのやり方が不安な方はこちらの記事、

裁縫の基本−なみ縫い・まつり縫い・返し縫いの縫い方 - クチュリエブログ
https://www.felissimo.co.jp/couturier/blog/categorylist/saiho-sewing/sewing/post-6212/

もしくはこちらの動画を参考にしてみてください。


⑥完成!
こんな感じにできました。

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うまく出来たでしょうか?できていれば嬉しいです。
以上、水原つえでした。

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