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家族のはなし。

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うちの家族のはなし、まとめました。ほっこりしたいときによろしければ。
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2021年2月の記事一覧

じいちゃんが空へ旅に出たはなし。

※死に関する、センシティブな内容を含みます。 人が『死ぬ』ことを、表現する言葉はどのくら…

春瀬 蒼
3年前
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"いい子"と言われることと、母の言葉

ハローワークにて「君、"いい子"って言われるでしょ。」 大学4年、就活時。履歴書の添削のた…

春瀬 蒼
3年前
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父といちごの関係🍓。

少しだけ寒さも和らいできた先週の土曜日。 母に「お米、無くなりそう。送って」とお願いして…

春瀬 蒼
3年前
2

死者を想うと、あの世でその人の周りに花が降る。

※死に関する、少しセンシティブな内容が含まれます。 はじめに文字に起こすと、だいぶオカル…

春瀬 蒼
3年前
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とろろ汁と家族の形

「とろろ汁はね、飲み物。」 そう言うと、父も母も、いつも律儀に笑ってくれる。 私の地元の…

春瀬 蒼
3年前
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じいちゃんの拾い物から、先輩の宝物になった鹿角のはなし。

今日、家に帰る帰り道。 noteに何を書こうか考えていた時、ふと鹿の角の事を思い出しました。…

春瀬 蒼
3年前
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冬小物と母のはなし。

朝、窓を開けて空気を入れ替えた。温かいものを飲みながら半纏を着ていると、少し暑くなってきた。そんな、春の陽気の今日。 しなければいけないこともないし、誰にも会う予定無いしな。と、 ベッドの上でnoteを書いている。ベッドの脇に目をやると、昨日夜寝る直前まで履いていたルームソックスが、脱ぎ散らかしたままの形でそこにある。 母のことを想った。昨日久しぶりにLINEが来たからかも。 そこにある赤地に雪だるまと雪の結晶が散りばめられたもこもこのルームソックスも母がくれた。