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森水翔個展「動静と表情」個展あいさつ文前文【美岳画廊5/9(月)-5/14(土)まで開催】

こんばんは。
久しぶりのnoteの投稿です。みなさん本日はいかがお過ごしでしょうか?
私は個展の初日を無事に終えることが出来ました。
天気の悪い中ご来場頂いた皆様誠にありがとうございました。

今回は、本日から開催の美岳画廊での個展の挨拶文前文を公開いたします。
展覧会へ行くのが難しい方、展覧会に行ったけど、どんな展覧会だったっけ?という方、これから行く前に展覧会の内容が気になるという方へ読んでいただければと思います。

少々長い自己紹介のはじまりです。よろしければどうぞご一読くださいませ。


森 水翔 油彩画・水彩画展 「動静と表情」

 私は幼い頃から動物と絵を描くことが好きでした。20歳のころ、生涯の絵のテーマを決める時、自分がどんな状況でも気持ちを込めて描ける「動物」をテーマに選びました。自分が嬉しい時や悲しい時、辛い時も「動物」のことを考えているときは、他のことを気にせず夢中になれます。自分にとってこれ以上に心強い存在はないかもしれません。

 そんな動物が大好きで仕方のない私は、動物の魅力を伝えられる作品を作りたいと思って絵を描いています。魅力というものは感動に近いもので、心動かすものは、人々の想像を超えていかなくてはなりません。そこで、まずは作家自身が国内や海外へ取材に行き、動物を観察してきました。国内では野鳥や大久野島のウサギ、海外ではスリランカのゾウ、ベトナムのイヌです。そこで見てきた色、感じた香り等の体験をイメージに起こして動物の表情を描きます。
 そして、顔面の表情だけではなく、走っている姿や動いている姿を描きたくなりました。2018年頃から写真ではなく動画を一時停止しながら動物の姿を連続的に描いたり、動きの残像を描き始めます。動物の動いている姿だけではなく、動物の動きに合わせて風を感じるように、背景の残像も描くようになります。

 静止の表情、動きの表情、両方に言えることだと思いますが、絵は一部分の表情を描く行為になってしまうとつまらなく感じます。動物は生きているのですから、人間と同じように沢山の表情があります。これからも彼らの多様な姿から、私が得た感動を描き起こしていきたいと思います。

 個展の挨拶は、自己紹介に近いものになってしまいました。展覧会もきっと自己紹介のような構成になっていると思います。
今までご覧いただいていた方も、初めて私の作品を観られる方も、皆様にとって楽しめる展覧会になれたら幸いです。
それでは、展覧会「動静と表情」をどうぞお楽しみください。


展覧会会場写真1


展覧会会場写真2


展覧会会場写真3


展覧会は5月14日(土)まで開催しております。
オンライショップからも作品がご覧頂けますので、遠方でご来場が難しい方も是非こちらからご覧ください。何卒よろしくお願い致します。

美岳画廊オンライショップ↓↓



森水翔個展「動静と表情」
2022.5.9(月)-14(土)
12時-19時(最終日は17時まで)
〒104-0032 東京都中央区八丁堀4-13-5 幸ビル1F
美岳画廊
g-mitake.com

※水曜日以外終日在廊

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