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「夜、鳥たちが啼く」2回目視聴
アリオ亀有の映画館で、また、夜鳥見て参りました。
![](https://assets.st-note.com/img/1671003488808-5mapRKK2gs.jpg?width=800)
本日、お腹の調子がすぐれなかったため、
映画館に入る前に、
アリオ前の神社で、「映画が無事に見られますように」とお参りします。
願いがささやかすぎる。
そのあと、マッサージチェアが映画館前にあったので、
300円で15分間、機械にもんでもらいました。
映画鑑賞。
鑑賞し終えて、まず、パンフレット購入しました。
![](https://assets.st-note.com/img/1671003682129-WV3uZ8qYWi.jpg?width=800)
パンフレットの外見が台本みたいですが、
実際に巻末に映画の台本が載っています。
全シーンの台本なのかはまだ確認していませんがね^ - ^
山田裕貴さんや松本まりかさん、また子役の男の子、森優理斗くんは、
この台本を見てお芝居をされてるのだな。
森優理斗くんもうまい。
松本まりかさんもうまい。
前回鑑賞した時、かなり食い入るように山田裕貴さんばかり目で追っていましたが、他の見どころも満載。
以下は若干のネタバレを含みます。ご注意くださいませ。
作中の、慎一(山田裕貴)の過去の暴力シーン。
(嫌やわー。こんな男、身近な女性が付き合っていたら、「別れなよ」というレベルであかんわあ)
と思いながらも、そこにある「情けない姿」を通じて、
大切なものを見せてくれる映画と感じました。
暴力のあと、踏切のところで、当時同棲していた恋人、文子に置き去りにされて泣き崩れる主人公が痛々しかったです。
慎一は小説を書いていて煮詰まったあまり、プリンタから排出される紙を破いたり、ついにはプリンタを投げて壊してしまう。このシーンがわたしは妙に好きでした。
執筆に煮詰まって。それをしかも、「幼い友達」であるアキラ(森優理斗)に見られてしまう。
このあたりドキドキしました。
前回、すごく印象に残った、だるまさんが転んだのシーンは今回はそこまで印象深くなかったのでした。
その時その時により感じ方が異なるということでしょうか。
山田裕貴さんと松本まりかさんの渾身のラブシーンから、痛々しいピュアな、擦り傷だらけの愛を感じられたか??
わたしは今回は、痛々しい愛をちゃんと受け取りましたよ。
裕子(松本まりか)のお母さん像もとても好きになりました。
母であり、女である。
二面性を兼ね備えた女性なんですね。
役の上で「母」である裕子に比べると、慎一はずっとピュアな感じに見えました。
どこか子供のような。
だから、アキラとの関わり方も、
「今度、一緒に野球見に行くか」とか、「ピザ食いに行こう」とか。
自由奔放な感じ。
育てる、という責任からはずるく逃げて、
「今のままで」いい、家庭内別居みたいな感じでずっといこう、とラストに裕子に言うわけですね。
それを是とするか否とするか。
一つの問いかけの映画でした。
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