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過去を昇華する

私たちが何かを思う時、それは「いま」にしか存在しない。

過去や未来は存在していない。

「いま」、過去を思い出すことはできる。

「いま」、明日を想像することはできる。

しかし、すべて「いま」の体験。


「いま」の体験を観てみると

だいたいが、「イメージ」と「意味」と、

その結果としての「感情」になる。

「感情」と「意味」と「イメージ」は混じり合う。

それがポジティブな体験ならば心地よい体感になるが、

ネガティブな体験ならば、

もやもやしたり、苦しくなったり、固まったりと、苦痛な体感となる。


こうなっているときは、

大脳新皮質を使いすぎている。考えすぎている。深読みしている。

「意味」づけに躍起になっている。

「あの人はこう思ったのに違いない」

「馬鹿にしているんだろう」

「あんなこと言わなきゃよかった」

「失敗した」

こういうのはすべて「意味」。

一言で言うと、考えすぎ。


そういう時は、ハートを感じてみる。

胸の中心を意識する。

頭の回転をやめてみる。

すると、体験が戻ってくる。

その体験をただ感じているとどうなるか。


やってみると分かる。

何かが変わってくる。

川の流れのように変化する。


すると、

「ああ、意味なんかなかったんだ」

「そんなにこだわることはなかったんだ」

「まあ、いいか。」

過去を消化することができる。

昇華して、華が咲く。

ポジティブもネガティブもない

ただの体験として。

水戸カウンセリングスペース




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