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遠距離断捨離 おひな雛様を寄付しようとする

高速バスで6時間の距離にある祖父母の家を片付けています。そちらにいるのは70代の両親、敷地内別居の50代の妹夫婦です。どちらも働いています。
なぜわたしが片付けを考えているかというと、長野県のひとたちは「別に今片付けなくてもいい」派で、わたしが「片付け好き」だからでしょうか。

今回は人形です。
人形はおひな様と武者人形。
おひな様は明治生まれの曾祖母の嫁入り道具かと思われます。学校の先生だったらしいです。事前の写真で「古今雛」と呼ばれるものかもしれないということでした。

武者人形の方は
妹によると「ショウキさま」
だそうです。ネットで検索するすると、鍾馗様(しょうきさま)と書き、中国の道教の神様で端午の節句、男児のための節句人形らしいです。曾祖母の子、おそらく明治生まれの祖父ヒデオ兄弟のものでしょう。

近くの郷土博物館に電話をかけ、寄付を受け入れいてくれるか聞きました。
「実物を拝見しないと」
当然です。というわけで、母に依頼。妹と土曜日は姪の習い事の送迎で無理だそうです。

博物館さんとの日程は約二か月前に決めました。博物館さんからは人形担当の方です。
で、当日。

「音沙汰ないな、便りがないのは良い便り?」と思っていたら、
博物館から夕方メールが入っていました。

「保管状態が問題あるし、こちらでは活用できない」と。寄付は無理でした。
そして「小さな武者人形はもしかしたら江戸末期のものかも。お父さんから防虫について聞かれましたが難しいです」とありました。


左がしょうきさま、ひな人形


私「?」
「防虫ってなに? 
博物館の人に防虫対策をしてもらいたかったのか? それとも自分がする防虫方法について聞いたのか?
そもそも、ガラスケースにいれたのは祖母アヤコで、両親はなにもしてない」

事情をきこうと母にメールすると母は仕事が入ったらしく、父が立ち会ったとか。正直父は年よりちょっと老いていますから、どんなことになったのやら。
(母よ、事前に連絡が欲しかった。そしたら来る時間を見計らって電話をかけたのに。)

もうすでに保管状態が悪いので、今更防虫剤をしてもしれてます。その前に、あのガラスケースどうやって開けるのか知りたい。実はどこから人形を取り出したらいいのか分からないのです。

何もしてないけど、疲れました。なので、
「小さいのは売れそうなので埼玉に送ってもらって売る。
そのほかの人形は人形供養に人形供養にだしてくれる?」と妹に聞いたら、

妹「供養にいいけど、確認のためにちょっと見てみるわ。」と返事が来ました。ありがとう、妹。

おまけ
次回は6月末ですが、自営の片付けをします。なので、祖父母宅の片付けは、お休みです。その代わりに今回一緒にしたソファーの断捨離を書く予定です。

1日1にっこり。 たまに違う「ほっこり」でないものも書きますが、よろしくお願いします。「いただいたサポートはノート内で使う」というポリシーの方を見習い中です。