能登上布とお肌の関係

年が明けてしばらくたったころ、黒っぽい反物を着物屋さんにみてもらいました。
着物屋さん「能登上布でしょう」

<能登上布とは石川県能登地方で織られる上質の麻織物。>です。

データ提供元: Oxford Languages

わたし「上布! 着てみたかったの!」
興奮するわたしをよそに、着物屋さんはなんだか煮え切らない。

「うーん、、結構生地が弱っています。小穴をいくつか開いていますし、(補強のために)手がかかります。その分、費用が、、、」。
合計、洗い張り、もろもろを含めて数万円。

でも上布と呼ばれる夏の着物を着たかった私、お願いしました。
3か月ほどして出来上がりました。

意気揚々と着て、花火大会に歩いていきました。会場の河原は風が強く冷えますが、補正があるのでばっちりです。

しかし、わたしはすっかり忘れていました。
自分が子供のころ、親が買おうとしたマフラーやセーターを片っ端から
「チクチクする~」と退(しりぞ)けていたことを。

この上布、上等な生地なんです! 光沢がある、ハリがある、涼しい。しかし、

「ふふっ」
足首や手首がチクチクしました。化繊が入っているとまだ違うようだそうで。
もちろん平気な人もいるそうですが、わたしは残念ながら違いました。
ふう。
もちろんの「能登上布かも?」と言われただけなので、本当は分かりません。

おまけ
暖簾として使うか、半幅帯にするか、人に譲るか、秋口にさしかかっても迷っています。


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