真夏の怪

もう何日もクーラーが必需品の熱帯夜が続いていました。
そんなある日、父は一人で車を運転していました。

突然、後ろから、ボン！と音がしたのです。
ミラーで見たところ、後部座席には変わりがないようです。

「じゃ、トランクか？」
父は車を止め、おそるおそるトランクを開けました。

「おおっ」トランクの中は泡が、、、入れてあったスプレーが古くなり爆発した模様です。

スプレーはカゴに入れてあったので泡はカゴでせき止められ、トランク中に泡が広がるのは避けられました。不幸中の幸いです。「それにしても、、、掃除が大変だな。」

掃除用スプレー缶か、掃除用プラスチックスプレーが、どちらが原因か分かりませんが、車に入れておくのはやめようと父は決意したのでした。

おまけ、
イノ父はそのカゴを家に持ち帰り、ウシ母が洗いました。泡を洗い流すのはともかく、スプレーの処分は気合が要りました。ふう。