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水彩で描く静物画「檸檬と貝」


檸檬と貝

「檸檬と貝」F4 水彩


私はよく静物画の中にレモンを描きます。
梶井基次郎の小説に「檸檬」という題の作品があり、それを読んでから触発されいくつかの作品によく描き込むようになりました。

主人公が洋書店で手当たり次第に積み上げた画集の上に、色彩や形に魅了された檸檬を置いて立ち去るというようなストーリーです。

古びたものに「檸檬」の主人公が感じたレモンの黄色という鮮やかな色彩で引き締めたいと思い描いたのですが、うまくいっているかは自信はありません。


背景の絵はレンブラントのエッチングの模写です。
角材は浜辺で拾ってきました。貝もそうです。