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私を本として売り出すならどんな装丁にしよう? 〜自問自答×イメコン〜

「こうなりたい・こう見られたくない」史の変遷、と銘打って続きもののnoteを書いていたけど、少し休憩。

今日は偶然見かけた、こちらのブログを元にnoteを書いていきます。

私は上記のサロンさんで診断・提案を受けたことはないのですが、共感したので……。

イメージコンサルティングと聞くと「外見より中身が大事!」なんて言う方もいらっしゃいます。

もちろん私も中身はすごく大事だと思います。

ちなみに、私達MAICのイメージコンサルティングは、あなたをオシャレに変身させることだけが目的ではありません。

あなたの魅力を正しく相手に伝えることがゴールなのです。

例えるなら本の表紙デザインと同じ。

上記のブログより抜粋


私はいつも「ファッションは自己紹介」と言っています。魂の叫びでも、自己表現でもなく、自己紹介。

私らしさが少しでも伝わるように、等身大よりはちょっとよく見せつつ着飾る、それが私にとってのファッション。

どんなに「中身が大事」と言っても、手に取ってもらわないと始まらない。外見で判断するなんて…!と言っても、この世界には私以外にごまんと人がいるし、私だって本屋でずら〜〜っと本が並んでいれば表紙や装丁を見て気になるものを手に取る。

立ち読みしたり、あらすじを確認できればいいけど、それすらまず手に取らないと始まらない(私が有名人だったり、SNSを偶然見かけて…などであればまた話はちがう)。


初対面の人には少しでも私らしさが伝わるような、身近な人からは「やっぱりこれだよね!」と思われるような、そんなファッション。


私のことをよく知ってくれている親しい人には、中身を知ったうえで、表紙や装丁を見て「秀逸だな」「めっちゃぽい」「わかってる人がデザインしたんだな」と思われるような、そんなファッションが私の理想。


もちろん、人にはギャップというものがあるし、「それが人間味」という人もいる。それもわかる。


例に漏れず、私という人間もそんな単純で一辺倒ではないと思う。中身を知っていくにつれて「意外とこういう面もあるのか」「そうきたか」と思ってもらえるぐらいには、外からは見えない部分もあると思う。そこはやっぱり実際に手に取ったうえで中身で味わってほしい。
ただ、それを「表紙と中身に差がある」というようにババン!と押し出す気はない。そこが一番の見せ場の人もいるかもしれないけど、私の場合はそこが本質ではないから。私らしさがにじむ表紙・装丁を見て「お、いいな」と思ってくれた人に、ストーリーの中で少しの意外性を味わってほしい。

(まどマギやちいかわがヒットしているので、かわいい見た目をして中身はダークファンタジー…みたいなのでも意外とウケるのかもしれないけど、残念ながらそこまでのギャップは私にはない)



私が欲しい「おもしろみ」は起承転結の「転」や「そうきたか…!」というストーリーの中に見える意外性。
避けたいギャップは「看板に偽りあり」なのかも?


そういえば、私は以前こんなこと↓を言っていた。

“あれ?ということは、もしかして私が嫌だったのって、ただの「ギャップ」じゃなくて、口に入れるまでわからない「ギャンブル要素」だったのかも?”

下記のnoteより

「表紙と中身が全然ちがって、もはや別物」という購買者から見たギャンブル要素になりうるギャップは極力減らしたい、
ストーリー(≒人間)としての厚みを増すような意外性はウェルカム!みたいな、そんな感じかなあ。


ほのぼのストーリーだと思って買ったら、中身を見てびっくり!も、たしかにおもしろいけど、私が私の人生を送るうえでやりたい売り出し方ではないかな。クレームや返品・交換はできれば避けたい。



中身にあった表紙、装丁デザインと「そうきたか…!」というストーリーとしての意外性は両立できると思うし、そこは私らしさとして残していたい。


当然相性はあるし、クレーム、返品・交換をゼロにするのは無理だと思う。「思っていたのとはちがった」「一文目で失敗したと思った」なんて感想があったとしてもしょうがない。そこをコントロールすることはきっと不可能。


とはいえ、やっぱり頻発すると悲しいから、できるだけ中身への理解を深めて、押し出したいポイントを把握したうえで、表紙・装丁のデザインをしたい。
そして、それを見て手に取ってくれた人の期待には中身で応えたい。

私は「王道」や「お約束」、「形式美」というものが好きだから、表紙・装丁のデザインを見て中身を想像して手に取ってくれた人には、
可能な限り「イメージどおり」の安心感を与えたい。


よく話しているけど、私は「アイコニックなもの」「普遍性があるもの」が好き。よく例に挙げるのは、クラシックプリン、オムライス、ナポリタンといった喫茶店の王道メニュー。
一目でそれだとわかるビジュアルは親しみやすさに、予想を裏切らない一貫性は安心感に繋がると思っている。

・アイコニックであること
 →イメージのしやすさは親しみやすさに
・普遍性があること
 →予想を裏切らない一貫性は安心感に

上記のnoteより  


中身がわかる表紙・装丁デザインを目指しているのも、つまりそういうことかもしれない。私が親しみやすさと安心感を人に与えたいから。一目でそれだとわかるビジュアル、中身とたがわない一貫性を求めているのかも。

ミステリアスな感じ、近寄りがたい雰囲気をよしとしていたら、あえて中身がわかりづらいようにするかもしれないし、
反骨精神が強ければ「見た目から中身を想定すること」の浅はかさに異議を唱えるかもしれない。

だからこの方針も、
私の価値観に基づいた、私らしさなんだろうな。


初対面の人には少しでも私らしさが伝わるように、身近な人からは「やっぱりこれだよね!」と思われるような、そんなファッション。

私のことをよく知ってくれている親しい人には、中身を知ったうえで、表紙や装丁を見て「秀逸だな」「めっちゃぽい」「わかってる人がデザインしたんだな」と思われるような、そんなファッションが私の理想。

自分が書いたことを再確認。

私の理想のファッションを叶えるためには、自己理解とそれを元にした自分自身のブランディングが大事だなと、改めて。

商品・サービスブランディングとは
ユーザーに選ばれ続けるためのブランディング手法の一つです。商品・サービスが持つ魅力や価値を整理し、店頭、Webサイトなどあらゆる「場」で一貫したコンセプト・ストーリーを発信することで、ユーザーの共感やブランド体験を活性化させ、ファン化を促します。
商品・サービスが選ばれ続けるために重要なのは、「いかに差別化された独自の魅力、価値を提供できるか」です。

IDA  「商品・サービスブランディング」より



ということで、やるべきことは引き続き自問自答ですね。


書き始めて1時間、ちゃんとした文章になってるかな?

今日はここまでです。
お付き合いいただきありがとうございました^^

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