香水探しの旅2023 Part.1 〜自問自答×イメコン〜
お洋服の試着は決め打ちでしかしないものの、香水は片っ端から試しにいくタイプの私。
2023年の香水探しの旅について書き留めるために、何を求めていたのか?の深掘りの様子と、実際の購入品について書いていこうと思います!५✍
試しに行った場所
※ふらっと立ち寄った路面店やデパコスカウンターは割愛しています🙏
▼新宿
・伊勢丹
∟ 香水コーナー&コスメカウンター
・伊勢丹メンズ館
∟ セルジュ・ルタンス、モルトンブラウンがある!
・ニューマン
∟ NOSE SHOP
▼銀座〜日比谷〜有楽町
・SHISEIDO THE STORE
∟ セルジュ・ルタンスをセルフで試せる!(肌にのせたいときは店員さんに声かけを)
・GINZA SIX
∟ フエギア、アクア ディ パルマ、ヴァルモンがある!
・アンリ・ジャック(4月オープン)
・松屋銀座
∟ NOSE SHOP
・エストネーション 有楽町(10月に閉業)
▼丸の内
・新丸の内ビルディング
∟ NOSE SHOP(7月に閉業)、以下記事参照
・大丸東京店
∟ PRADAや、コスメカウンターに
・サンタ・マリア・ノヴェッラ
∟ 伊勢丹新宿&メンズ館などにもある
・ジョー マローン ロンドン 丸の内
・Diptyque 丸の内
・LE LABO(12/15オープン)
▼六本木〜麻布台
・六本木ヒルズ
∟ エストネーション(モンタルがある!)
・麻布台ヒルズ
∟ NOSE SHOP(11/24オープン、すべての商品を取り扱っているのでニッチフレグランスが好きならここ!)
▼青山
・DRIES VAN NOTEN 青山店
∟ 香水は4/22日本初上陸
▼代官山
・pallumer 代官山本店(香師)
▼蔵前
・kako(家香)OSAJI蔵前店
∟ エッセンシャルオイル等を組み合わせて、オリジナルのホームフレグランスを作れる(鎌倉のenso(エンソウ)の方がより細かく組み合わせられるそう)
▼その他
・リベルタパフューム
∟ オンラインと対面でのフルオーダー香水サービスを利用。9/8に待望の路面店が中目黒にオープンしたので行きたい
・PARFUM SATORI
∟ ムエット注文をしました。六本木のお店に行ってみたい
・武蔵野ワークス
∟ 実店舗はありませんが4ml790円のボトルがあるので試しに購入
・セレス
∟ ネット香水専門店。量り売り香水やムエットを注文できるので店舗に足を運べないときにたまに利用します。たまにやっている好きな音楽や映画イメージの香水を送ってくれるサービスもおもしろい
・メルカリ
∟ ボトルは偽物など怖くて注文しませんが、日本未上陸のものなどなかなか試せないもののサンプルを購入します
ざっとこんな感じです。今年はいろんなところに足を運んで、たくさん香水を試した一年でした。
特に代官山の香師さんや、六本木エストネーションのモンタルなど、「ここ以外ではなかなか試せない」ものにみずから足を伸ばせたのはよかったです^^!
この旅のなかで、購入した香水をふりかえりながら、自分の気づきを整理していこうと思います✨✨
私のなりたい理想の女の子像やかわいいきれいかっこいい問題、過去に「纏いたい」香りを元に自問自答した話はこちら☟(このあとに要点をまとめています)
◆なりたい理想の女の子像
・かわいいきれいかっこいい問題
・戦略的に、強気に「かわいい」をやる女の子が好き(なりたい)
・自分の魅力とその活かし方を理解して、実際にファッションに適用したい
・愛を一身に受けて幸せそうな女の子が好き(なりたい)
・「彼女感」のある女の子が好き
・私は「かわいい」が好きで、目指すべき方向性は「かわいい」
・マインドが強いので「かわいい」で下に見られる気はさらさらない。「かわいい」を一身に浴びる猫ちゃんマインドで生きていきたい
・「愛嬌というのは、自分より強いものを斃(たお)す柔かい武器」(夏目漱石『虞美人草』)が人生の上での指針
→「かわいさ」を「弱さ」に繋げるのはちがう
・目指したい着地点は「大人かわいい」
◆纏いたい「香り」について
自問自答した途中経過
・私が欲しいのは、
×爽やかさ → ◎みずみずしさ
・甘いものは嫌いじゃない、むしろ好き
・パウダリーでミルキーな甘さからくる
「品のよさ」「柔らかな女性らしさ」が好き
・甘ったるい、重くて濃厚な甘さが苦手
・極端なイメージに振れるのが苦手
→二面性が欲しい
・私が欲しい親しみやすさは、
×フレンドリー → ◎落ち着く懐かしさ
・ノスタルジー ⇆ 親しみやすいは繋がる
→「知っている」「懐かしい」という感覚は親しみやすさにも、ノスタルジーにも繋がると考えているため
香水探しの旅
◆好みとなりたいの探求
・想像よりも甘くてよさそう
→嗅覚的な好みとなりたい像から、ほとんどの香水の甘さを「足りない」と感じがち。甘けりゃいいというわけでもないので、さらに深掘っていく
・フレッシュな香りに違和感
→香りの好みだけでいうと、フルーティな香りが好き。でも纏うと「軽い」と感じやすい。好きだから惹かれるし、夏ならいいかな?と思いながらもどうしてもイメージとズレる。
欲しいのは「爽やかさ」ではなく、果実の「ジューシーなみずみずしさ」というのを再確認したうえで、「纏いたい」フルーティは何か?を意識して試す。
・明るさや透明感は欲しいけど軽いのは嫌
→爽やかなフレッシュ感が出ると「軽いな」となる。
しっかり甘い香水を探すと、タバコやレザーと絡むことが多いみたいだが、そこは求めるところではない。色でたとえると欲しいのは「少しの彩度」であって「暗さ」ではない。ギュッと詰まった密度が香りに欲しい。
◆香水探しの方針・結果
①求めている「甘さ」とは?
…片っ端から甘さを売りにしている香水(特にグルマン系)を試しまくり、自分が求めている甘さをとにかく嗅覚から紐解こうとした
とにかくいろいろと試した結果、
目指すは「イタリアン・ドルチェの甘さか💡!」
と、あるときひらめく。
🍫 元々の「dolce」という単語がもつ、甘美な・優しい・柔らかいという意味も、私が押し出したい「ピンク」のもつカラーイメージにぴったり
🍫 マスカルポーネやエスプレッソを用いるティラミスなど、しっかり甘いけど小さい子向けというより、少し大人な甘さな感じ
🍫 目指したい「大人かわいい」に近い!
②求めている「ジューシーなみずみずしさ」とは?
…過去の香水noteにも書いた、私が初めてボトル購入をしたGUERLAINのアクア アレゴリアシリーズ グラナダ サルヴィア と、キリアンのフォービドゥン ゲームズ 。
私が求めているものが ×爽やか → ◎みずみずしい であることに気づいたきっかけでもあるので深掘る。
いろいろと試しているなかで、
自分がいいなと感じるフルーツの香りは
・ザクロ(ポメグラネイト)
・カシス(ブラックカラント)
・ラズベリー/ブラックベリーなどのベリー系
あたりだと気づく。洋梨やピーチは好きだけど、他の香料との兼ね合いで軽ろやかさ、若々しさを感じやすい。柑橘系はメインでなければ大丈夫!
甘くてジューシーな中に感じられる大人っぽさを求めて、甘いお酒のような香水を探すことに。
🍸 果汁のしたたるジューシーなみずみずしさと、そこと地続きにある誘惑するような甘美な味わいが欲しい
🍸 一見フレッシュさやシュワッとした動的さを感じるところと、実は甘くてまろやかなコクがあるところを両取りしたい
🍸 ↑の二つの要素に軸を通して同じ世界線に存在させるための役割をフルーティに求めている(なぜそれを求めているのか?の詳細は、理想の女の子のnote参照)
③ 明るさ・透明感と軽さのちがいとは?
…人によって感じ方がちがいそうなので、きちんと言語化しておく。
🎨 きらきら!とはしていなくていいけど、暗さは求めていないので気をつける
🎨 軽い香りはあとからそわそわするので注意
🎨 ギュッと詰まった感じが欲しいので、賦香率の低いものなどには注意
🌸2023 お迎え香水の紹介🌸
ここまでで旅の中での気づきや方針の確認してきましたが、その過程で出会った「これだ!!!」という香水を紹介します💁♀️
① Jazzy Twist / VALMONT
スイス発のブランドであるVALMONT。その中で「コレクション プリヴァータ」は、相反する香りを用いて、女性たちが持つ色とりどりの個性・抗いがたい魅力を表現したコレクション。
ジャジーツイストは、愛嬌溢れる女性のための大胆な自由、時にいたずら好きで反抗的、恐れを知らない自由さを表現した香り。
品のある女性らしさと、意志を感じる愛らしさ。甘い、かわいいだけじゃない少しのクセ(≒二面性)。
すべてにおいて理想どおりで、初めて試したあとにコンセプトや説明文を読んで「これしかないな」と思いました。私にとって理想の香水。
香りやすいので、基本的には秋冬から春先用です🌸
② Soie Malaquais / Dries Van Noten
2023年4月22日(土)にビューティーコレクションが待望の日本上陸を果たしたドリス ヴァン ノッテン。
ファッションにおいて「相容れないように見える要素や色の組み合わせ」を追求する彼は、ビューティーコレクションでも「意外性の組み合わせ」を核にしている。
フレグランスは10名の異なる調香師によって作られ、ソワマラケはマリー・サラマーニュ氏の調香。
Soie Malaquais = マラケのシルクの意味で、調香師がパリのマラケ河岸のドリスのブティックで恋をしたシルクドレスから着想を得た香り。
上品で女性らしいローズとバニラと、そこに絡んでいく栗とココアのおいしそうな魅惑的な甘い香り。ローズとブラックカラント(カシス)には酸味を感じるみずみずしさも感じられる。
イタリアン・ドルチェの甘さって、このイメージ!という理想どおり。まったりとしたコクのある甘さと、酸味を感じるみずみずしさの二面性に酔ってしまいそうな、甘美な香り。
メルカリで購入したサンプルで試して、一瞬で恋をした香りだったのですが、本当に日本に上陸してくれてありがとう!!!という気持ちです。
夏は少し香りすぎたので、チェスナットが香るのもあって秋に楽しみました🌰🍫
リベルタパフュームで作ったフルオーダー香水はこの①と②の間にオーダーしたものなのですが、それはまた次回に持ち越して、
まだ探し続けている春夏用の香水候補を✨
🌸2024 お迎え候補の香水🌸
① PINK ME UP / Atelier des Ors
11月10日よりNOSE SHOPで発売が始まった、アトリエ デ ゾーの新作。生きる喜びを軽やかに表現した「FRIVOLITÉ COLLECTION(フリボリテ コレクション)」の作品です。
試した瞬間の香水は「好き」の一言に尽きます。軽やかなのに単調じゃない、かわいいのに幼くない、そんな香り。
ソワマラケと同じく、マリー・サラマーニュ氏の調香です。2024年は彼女の香水をメインに見ていこうと思います^^
夏に肌のせしたときの香り方を知りたいので、まだおあずけです。
② Mind Sense Pinot Noir / ROALIV
蜂蜜を配合したコスメなどを展開するビューティブランドであるロアリブ(ROALIV)が、2024年1月18日に数量限定で発売する赤ワインの香り。
説明を見るだけでも好きそう……。ということで、年が明けたら試しに行く予定です!
おわり
2023年の香水探しの旅の様子でした!理想の香りに出会えて、本当に幸せな一年でした✨
次は理想の香りを作ろうと試行錯誤した、リベルタパフュームさんでのフルオーダー香水づくりについて書こうと思います!
長くなりましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございました^^
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