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私の理想の女の子「みず乃ちゃん」の話 〜自問自答×イメコン〜


あざとい女の子が好きだ。

「あざとい」の本来の意味には、抜け目ない・こざかしい・底が浅い・やり方があくどいなど、かなりマイナスの表現が含まれるため補足すると、


自身の魅力を十分に理解していて、
その魅力を最大限に活かす方法を熟知していて、
「なりたい」イメージを実際の行動に昇華できる
賢くて戦略的で自己演出に長けた女の子が好きだ。


自身のターゲットを見まがえることなく
外野からの雑音にひるむことなく、
自分のよしとするものにまっすぐな女の子が好きだ。


あざとさ(戦略的にやっていること)を感じつつも、
わかっていてもかわいいと思わずにはいられない
そんな女の子が好きだ。

だれかにやっかまれてもかまわないと言い切れる、
自分の魅力に胸を張れる、そんな強さがある女の子が、
強気で「かわいい」をやれる女の子が私は大好きだ。


愛を一身に受けて幸せそうな女の子が好きだ。


満たされて、にこにこ笑っている女の子が好きだ。

愛されるための努力・人を愛する努力をしていて、
自分が愛される存在であることを疑っていない、
そんな女の子が好きだ。

幸せな自信と愛に満ちた、そんな女の子が好きだ。


「男ウケ」「モテ」と言われると、少しちがう。
なぜなら私の好きな女の子は、私が思う「付き合いたい女の子」だから。

私が思う、ずっと一緒にいたい、安心するのにどきっとする女の子。


それが私の「なりたい」像。


自分の魅力と、それを最大限に活かす方法を理解して、「なりたい」イメージをファッションに反映できるように、戦略的に運用できるように、私はイメコンや自問自答ファッションを活用する。

「かわいい」と思われたいターゲット(→私にとってのそれは私自身と彼氏)に狙いを定めて、自分が描く「なりたい姿」に向かって、ブレない軸を持って突き進む。

心ない言葉や私を嫌う人の言葉に振り回されない、自分の魅力に胸を張って、強気で「かわいい」をやる。

それが私の理想。



「私が付き合いたい女の子」を全力でやって、
私は理想の女の子に近づけて満足、
彼氏はかわいい私に満足、私は愛されて幸せ。


バカみたいだけど、私の最終的な目指すところってきっとここなんだと思う。



でもやっぱり大前提は、私が「私の付き合いたい女の子」を全力でやっているということ。


自分の理想を人に押し付けるなんて、そんなことはできないから、代わりに自分の顔、体、肌質すべての特徴を活かす形で、
価値観やライフスタイルとたがわない、自分の延長線上にある「理想の女の子」のコスプレをしている、きっとそんな感じなんだと思う。


ただ、自分の価値観やライフスタイル、スタンス、好みとのすり合わせをしたうえで、ここに至っているのがミソで、「演じている」という気持ちは一切ない。


むしろ自分の価値観やスタンスをブラッシュアップした先に、「理想の女の子」が落ちていた、みたいな、そんな感じ。


彼女感があって、自分の魅力とその活かし方を理解している、戦略的かわいいに全力なみず乃ちゃん。
それが私の理想の女の子。


自分に激重感情をぶつける女

いわば、私の理想の女の子であり、私が目指す「みず乃ちゃん」は私の推しみたいなもので、
私はそこに並々ならぬ激重感情をぶつけている。

「理想のみず乃ちゃん」を求める厄介オタクの私と、それに応えようとする私。

ドラマも映画もないし、「みず乃ちゃんといえばこの髪型・この髪色しか認めない!!」という自分の中の厄介オタクの声に応えて、もう2年は同じ髪型をしている。
これが一番ビジュがいい。厄介オタクの声は正しい。


ところで、私はイメコンをする中で、途中で結構な路線変更をした。

明るくてポップで、運動部のマネージャーみたいな、爽やかでチャーミングなかわいらしさをテーマに数年前までやっていた。


これも悪くなかった。「いやいや、こいつはマジでそういうんじゃないから」と言われながら、隠れて運動部のエースと付き合いそうな、そんなかわいさがあった。
本人はそんな気はないけど、やたらサークル同期の彼女から警戒されそうな、そんなかわいさがあって、嫌いじゃなかった。NANAの幸子をもう少し爽やかにしたみたいな、そんな感じ。

ただ、若干内面と合わず、年齢が上がったことでのそわそわ感があって、ずっと着地点を探していた。

そしてできあがったのが下のコンセプト、イメージ。


オタクは概念香水とか、解釈一致とか好き

○コンセプト
大人っぽい甘さとみずみずしさに、どこか懐かしさを感じられてそこに親しみを覚える女性

○イメージ
→高校時代に軽口を叩きあってふざけていた好きだった女の子に20代半ばになって同窓会で再会したら、みずみずしさや親しみやすさは今までどおりあるのに、どことなく大人っぽさや女性らしさが増していて、どきっとした、という感じ

→爽やか元気!ではないみずみずしさ
→重たいセクシーさではなく大人っぽい甘さ、コケティッシュな色っぽさがある(≒あざとさ)
→どこかノスタルジーな感じ

昔やっていた明るいポップな感じも自分の中の大事な要素なので、そこから地続きに、年齢を重ねた感じに。

(ちなみにこれは自問自答とか始める前、もう3年近くブラッシュアップし続けている年季の入ったコンセプトイメージ)


同窓会で再会した後の脳内には、フジファブリックの「若者のすべて」が流れていてほしい……(急なBGM指定)

「若者のすべて」をバックに、私のことを思い出してほしい……。
明るくて爽やかな、溌剌とした笑顔をしていた昔の私と、再会した後の少し大人っぽくなった私のことを交互に思い浮かべて、
学生時代に行った花火大会を思い出しながら、今年の花火大会に誘おう誘おうとしてほしい……。

私(厄介オタク)が思う、みず乃ちゃんイメージ。


ちなみに、オタクなので、↑のイメージでリベルタパフュームさんにてフルオーダーで
・花火大会の帰り道

・田舎の駄菓子屋で飲んだラムネ
の香水も作りました。

伝えたイメージ↓
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クリエーションしたい香りのコンセプト・イメージ
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女性らしい濃厚な甘さとゆったりとしたエレガントさを兼ね備えた香り。どきっとするいたずらっぽさ・遊び心に繋がる少しのクセも欲しい
爽やかだけどさっぱり・クリーンではない、リキュールのような濃厚なジューシーさが欲しい。きらきら!っというよりはしっとり、少し落ち着いた感じ、ノスタルジーな感じがあるといい

「親しやすさの中に、どきっとした色気とノスタルジーを感じる甘い夏の夕暮れ」みたいなイメージ
色のイメージで言うと、紫〜ピンク〜オレンジのグラデーションになっている夕焼けみたいな、時間で言うと夜になる前の、どきどきする時間帯

期間限定で扱っていたレインベースの、少し湿った香りに線香のような煙たい香り、キンモクセイの香りを加えてなかなかノスタルジーでよい香りができたのですが、

私が背景として背負うにはかなり解釈一致な香りだけど、そこにいる私からはこの香りはしないな、という思いもよらなかった結果。推し香水とは奥が深い。

これはこれとして、私から香るにふさわしい夏用香水を引き続き探しています。


オタク語りが止まらなくなるところでした。危ない危ない。


私の理想の女の子、みず乃ちゃんについて、そしてみず乃ちゃんのオタクである私について、少しでも伝わったでしょうか?



私の理想の女の子、みず乃ちゃんを目指して、厄介オタクとの両輪でこれから先も邁進します。



ちなみにですが、私が「あ、私って彼女を目指してるのか」と完全に自覚したのはSalon萠さんでのパリ流ファッションスタイル診断がきっかけでした(なぜ彼女なのか?はSalon萠さん目線でもちゃんと意味があるのですが、それはまた今度)。

このnoteを読んだら「もうそのまんまだな」と伝わると思うので、TLにはサークル以外では載せたことがない提案書の一部を置いておきますね。私のイメージが伝わりますように。

これはもう、みず乃ちゃんの公式にしたいぐらいのSSです。

Salon萠さんのパリ流ファッションスタイル診断提案書

→ギュッと詰まった魅力
・厚みがある女性らしい体や、似合う香水が軽すぎないぎゅっと濃い甘さであることを表現
・リキュールにたとえられる大人な甘さと、割るものによっていろいろなお酒になれる≒テイスト的な幅広さを表現(これは偶然の産物らしいですが、ぴったり!とそのまま採用された後付け)
→意のままに操る
・似合うや見せ方を理解して、思うように活用できる戦略的で柔軟な似合わせ力(≒プロ)
→まったり
・コク・深みの意。リキュールなどにたとえられるしっとりとした味わい
・肩肘張らないゆったりとした着こなしが似合う
・女性らしさや色気を受け入れる内面要素
→レディ
・上品で大人かわいいお茶目な女性らしさ

キャッチフレーズに込められた意味

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