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大学受験に携わってきて思うことpart7


今まで自分の教員生活の中で予備校や中高一貫校で生徒たちと接してきて感じたことを色々思いのままに綴ってきました。今回は自分のこれからについて述べたいと思います。
28で初めて大学受験の予備校(その名も東大医進コース!😄)で教壇に立って以来、県立高校、子供英会話教室、予備校の個別コース8年、中高一貫進学校、航空系ビジネス専門学校、大学附属の高校と平均して年に150名くらい1年間週14〜20コマ担当してきていつの間にか指導した生徒が軽く二千人を超えました。(夏期講習や単発の生徒は数に入れず)
授業は生き物だし、まさに一期一会、全く同じ授業は2度とありません。合う生徒も合わない生徒もいるし、いつまでも印象に残っている生徒もいます。でも、いつも心がけてきたのは生徒の前で幸せな人間でありたいと言うことです。婚約破棄をしたとき、子供が同じ中学の部活でカツアゲにあっていると知ったとき、夫を急に亡くしたとき、、重い心を引きずって授業に行くと、前の晩一睡もしていなくても不思議と夢中で授業をしている間は悩みや苦しみを忘れている自分がいました、、もちろん終わった後、どっと疲れと悩みが戻ってくるのですが、、
そうして30年近く教壇に立ってきて、そろそろ自分でpayや教える生徒、場所を決めて、定年のない仕事を自分で始めようと思う様になりました。本当は大学受験の中高生向けの指導が一番キャリアもあるけど、もっと実用的な使える英語を自分も学びながら教えていければいいなと思う様になってきたのです。
例えば、試験問題で文法のブランク埋め、そして英作文、読解の選択肢など自分はこれは不自然な英語だと思う、とか採点の都合で別の言い方もあるのに模範解答のこの表現しか認めないとか、納得のいかないことが辛くなってきました、、例えば『バスを間違えて乗った』の英訳なら  I got on the wrong bus. が一番自然だと思うのですが、mistake を使って書くようにと採点しやすいように縛りを入れたりするのはどうにもやりきれない気持ちがします、、 大学受験が終わったら、どうぞ高校で習ったことは英語の中のほんの一部でnativeは絶対に使わないような不自然な表現も多かったなと割り切って自分なりに自分の言葉で英語の世界を広げていってほしいと思わずにはいられません。
今自分は通訳案内士の試験を受験中です。(歴史と地理を落としたので来年また一次再受験です)全国通訳案内士は唯一の英語の国家資格なのですが、外国語、日本史、地理、実務、一般常識と5科目7割超えないと一次突破できない(実務と常識は6割)という過酷なものです。(1年は合格をとっておけますが)TOEICや英検1級も含め、いずれは全て指導できるようにと一生勉強だなと思っています。日本文化を海外の方々や若い方々に伝えていきたいという夢もあります。
よく勉強を続けられるねと言われるのですが、向上心のない人間に物を教わりたいとは自分自身が思わないので、自分にとっては自然なことなのですが、、

ではこのシリーズはこれで終わりにしたいと思います。読んで下さった方、どうもありがとうございます。すきやフォローはとても励みになりますので、少しでも何か感じて下さった方、どうぞよろしくお願いいたします。
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