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水星の魔女 24話 感想

24話(最終回)色々と良かった点があるけど、み終わって思ったのはこれ!
最終的にスレッタとエリクトはどちらも欠けることなく一緒にいることができたし、プロスペラやエラン(5号)などとても死にそうな予感のあった人物も生き残ったまさに主人公側からしたハッピーエンドだった点が良かった。

すごくざっくりとしたあらすじ

  • 大量破壊兵器の2撃目が来るまでになんとかしないと

  • スレッタがエリクトと協力することでスコア8からさらにスコアを引けあげて大量破壊兵器を停止、クワイエットゼロも消滅

  • それぞれの後日譚へ

印象に強く残った点

だったらお茶を淹れてくる


シリアスな場面で一度気持ちを切り替えるための休憩はマジで大切。

自分の経験から時間の経過に比例してエラーが出続けるようなバグなら場当たり的でもすぐにhotfixをリリースすることは重要だが、ある程度の時間があるならば一度落ち着いて根本的な原因を見直し対応を協議することが好ましい。が、修正にあたる当人は限られた時間と自分を取り巻く雰囲気、自責の念から落ち着いて俯瞰的に対応することが難しい。切迫した状況で気持ちを切り替えるためのアクションを取ってくれることによる心理的な手助けはとても有り難い。そしてこと対応をしてくれたメンバーへの感謝を忘れない。

エリーをクワイエットゼロに繋いでちょうだい


スレッタは母親の言うことにただ従うだけから、自分の考えを持ちプロスペラの行動へ疑問を感じ、最終話では自分の意見を持ち異なる提案ができた。
学園に来て積み上げてきた経験がヤダの一言に凝縮されていると思ったなぁ。
2クールを通してスレッタの成長に焦点が当てられていて、物語が進むにつれて舞台はアスティカシアを離れたけれど水星の魔女はやぱっり学園ものとして主人公の成長が描かれているのかなと感じた。

議会連合のモビルスーツが交戦しなかったこと

議会連合はベネディクトグループの覇権を奪うためレーザー送電システムを軍事転用していたが、議会連合全体がこの思想に同調しているわけではなく交戦の意思がないことを伝え、被害を抑えようした。議会連合が暗躍する悪の組織のような存在でないってところがすき。ねちっこく喋るおじさんはクビになれ。

連合の動機を無くせばいいんでしょ

ミオリネがベネリットグループを解散させたことで議会連合と戦いが継続する可能性がなくなった

周辺中域内のすべての人聞こえますか

舞い降りる剣でのキラ・ヤマトの呼びかけを思い出した。敵味方問わず呼びかけて争いが止まるのいいよね。

クワイエットゼロが消えた

ダブスタクソ親父からすると大量破壊兵器は無くなって一安心だが、クワイエットゼロも亡くなったことで奥さんに再会することができなくなった。
でもミオリネとの仲も改善したこともあって、あの頷きはすでに一番の重要な項目ではなくなっていたのかなと思う。

シャディクガールズ

地球出身で、ベネディットグループの戦争シェアリングの被害者とも受け取れるため罪が軽くなったのかなと思った。
対してシャディクは主犯であること、宇宙側の人間であることを加味してシャバに出ることができないだろうことを本人も悟っていることからプラントクエタの責任を引き受け、さようならをいったんじゃないだろうか。

最後に

スレッタを取り巻く、エピソードゼロのヴァナディース壊滅からプロスペラの復讐の物語は終わった。作中で何度も唱えられた「逃げたら一つ、進めば2つ」のようにスレッタやミオリネ、グエルなどそれぞれの登場人物が自分に向き合い続けたけった得られた最後だと思う。
ベネディクトグループは解散したが、戦争がなくなったわけでも地球と宇宙の軋轢が解消されたわけでもないけれど、アスティカシア高等専門学院のみんなの大きな通過点だったんじゃないだろうか。
水星の魔女は完結を迎えたが、今後も続いていくだろう彼女らの物語がどうなっていくのか見届けたい気持ちも大きい!

実は24話を見るまでちょっと間が空いた。
というのも、自分の追ってきた物語が終わってしまうのが名残惜しくてアニメの最終話を見たりRPGのラスボスを倒してエンディングを迎える前に一旦時間を入れてしまう「最終話すぐに見れない症候群」に罹っているんだ。
だけど、最終話すぐに見れない症候群→ネタバレが怖くてTwitterを見れない→ 最終話すぐに見れない症候群→ ネタバレが怖くてTwitterを見れないのコンボで私生活に影響が出たからついに観た。
ほんっとうに観て良かったと思う最終回だった!過去に戻れるなら、日曜日すぐに観なかった自分を諭したい

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