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雑多なものの寄せ集めです。古歌の現代語訳や古典作品に関する雑談、創作古語など。
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2020年3月の記事一覧

現代語訳『山家集』(78)

【 原文 】 仏には桜の花を奉れ我が後の世を人とぶらはば (78) 【 現代語訳 】 わたしの死…

たま
4年前
7

現代語訳『山家集』(1201)

【 原文 】 山深み苔《こけ》のむしろの上に居《ゐ》て何心なく鳴くましらかな (1201) 【 …

たま
4年前
4

現代語訳『山家集』(722)

【 原文 】 世の憂《う》さを昔語りになしはてて花橘《たちばな》に思ひ出《い》でばや (722…

たま
4年前
4

現代語訳『山家集』(99)

【 原文 】 おのづから来る人あらばもろともに眺めまほしき山桜かな (99) 【 現代語訳 】 …

たま
4年前
5

現代語訳『山家集』(1151)

【 原文 】 影薄み松の絶え間を洩り来つつ心細しや三日月の空 (1151) 【 現代語訳 】 弱々…

たま
4年前
5

現代語訳『山家集』(109)

【 原文 】 年を経て待つも惜しむも山桜心を春は尽くすなりけり (109) 【 現代語訳 】 年月…

たま
4年前
4

現代語訳『山家集』(779)

【 原文 】 尋《たづ》ぬとも風の伝《つて》にも聞かじかし花と散りにし君が行方《ゆくへ》を (779) 【 現代語訳 】 花と散ったあなたの行方は、探し求めても風の伝《つて》にも聞けないだろう。 ※Amazonでオリジナル小説『ヴィーヴルの眼』を販売しています。  (Kindle Unlimited利用可)

現代語訳『山家集』(111)

【 原文 】 吉野山峰なる花はいづかたの谷にか分きて散りつもるらん (111) 【 現代語訳 】 …

たま
4年前
4

現代語訳『山家集』(822)

【 原文 】 後の世を問へと契りし言の葉や忘らるまじき形見なるべき (822) 【 現代語訳 】 …

たま
4年前
4

現代語訳『山家集』(24)

【 原文 】 憂《う》き身にて聞くも惜しきは鶯《うぐひす》の霞《かすみ》にむせぶあけぼのの…

たま
4年前
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現代語訳『山家集』(74)

【 原文 】 身を分けて見ぬ梢《こずゑ》なく尽くさばやよろづの山の花の盛りを (74) 【 現…

たま
4年前
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現代語訳『山家集』(1015)

【 原文 】 すみれ咲く横野《よこの》の茅花《つばな》咲きぬれば思ひ思ひに人通ふめり (1015…

たま
4年前
3

現代語訳『山家集』(723)

【 原文 】 空になる心は春の霞《かすみ》にて世にもあらじと思ひ立つかな (723) 【 現代語…

たま
4年前
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現代語訳『山家集』(1467)

【 原文 】 初声《はつこゑ》を聞きての後はほととぎす待つも心の頼もしきかな (1467) 【 現代語訳 】 ほととぎすの初音を耳にした後は、また聞くことができるだろうと頼もしく感じるものだ。 ※Amazonでオリジナル小説『フルカミの里』を販売しています。  (Kindle Unlimited利用可)