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今年も田植えの季節がやってきました

どうも。毎週1回は投稿を心がけているのですが、やはり何かしら次から次にネタが出てくるので、継続できております(笑。
さて、本格的な梅雨シーズンとなりましたが、今年は例年と比べて遅めですね。

ちなみによく天気予報(気象情報)で聞く「平年」ですが、いわゆるアベレージみたいなもんです。詳しくはググってみるとわかるです。

毎年恒例の重労働

元々兼業農家の家庭に生まれ育ち、鉄腕DASHとかで農業がクローズアップされなければ、ネタとしても食料のありがたみを分かることなく「やめちまえ」とか暴言を吐いていたのかもしれません。
やっている人であるならわかりますが、正直過酷だし金銭も見合わないとしか思えない農作業です。
近年は農機具の発達・改良もあって少しずつ改善はされているものではあります。
特にご近所様の田植え機がかなり爆速過ぎて、なるべく早く仕事を回そうとひっきりなしに動いていた自分がバカじゃないかと思うぐらい。
(我が家の田植え機は15年選手ではありますが)
そのうち、AIで植え付ける量を計算することもあるかなと思いながら、まだまだ苗運びなど、人力に頼るところが多いのでマンパワーも物を言いそうではありますね。
田植え機のオペレーター(父親)と外作業(ワタシ)のツーマン体制ではたかが知れているかもしれません。

そして2年連続・・・(今年は回避)

なにより季節の切り替わりが年々早くなっている中、個人的に負担になっているのは熱中症のリスクが高いことです。
どうしても軽トラックに積み込んでいる苗箱を積み降ろしたり、どれだけ消費しているかカウントしたり、父がオペレーションする田植え機に苗を供給するなど、マルチタスクをこなしていくと自ずと身体的負担は大きくなります。
それに輪をかけるように午前中からスタートしても、午前10時をすぎればそれなりの気温になり、お昼にかけてぐんぐん気温は上昇、熱中症の危険性はかなり高くなります。
ええ、もちろん2年連続やっておりましたよ。
田植えが終わった午後はほとんど寝たきりです。身動きが取れません。
水分補給のタマを増やすしかない中でしたが、今年は雨の中の作業だったので回避できました。
とはいえ、合羽を着用していたので汗だくなのには変わりませんが。

農作業を通じて思うこと

さて、ここまでお気づきになられた方もいらっしゃるかと思いますが、日本人の主食はコメで自給率はほぼ100%のようです。

農林水産省のHPのとおり、紆余曲折はあるも現在コメに関して高い自給率を維持しています。
その他の食料に関しては残念ながら低く、輸入に頼らざるを得ない状況です。
これには過去の貿易摩擦など様々な経緯があるので一概に言えませんが、食料の自給率が低いとなると、今まさに直面している世界的情勢によるインパクトが強くなると感じております。
特に農村部において農業の担い手がいない大きな問題があります。
元々農業は代々家業として営んでいた、生業としてやっていたところがあり、特殊な部分というものがあったかもしれません。
それを営農法人としていわゆる一般企業として、食料を生産する取り組みが益々進めば、より生産性向上を期待できるのではないかと素人目に感じるのですが、皆様はどうお感じになられましたでしょうか。

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