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ランドロックとの出会いと別れ。

こんにちは。夫婦キャンパー(♂)のずーと申します。
今回は購入したものの僅か1年しか使用しなかったランドロックについて購入・売却経緯を綴ってみました。

エントリーラインを脱出したかった私。

我々はスノーピークのアメニティドームMを購入しキャンプを始めました。

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テントの中に入ると完全に個室になりまさに家のような居住性にとても満足していました。しかし次第にエントリーラインでないテントが欲しくなり別のテントを探すことに。そこで購入したのが同じくスノーピークのランドロックアイボリーです。

半年の経験ではツールームが最適と思っていた

ドーム型のインナーテント付きのアメニティドーム(以下アメド)で始めてしまったがゆえに、常に地面がむき出しの空間で睡眠をとることに何となく拒否感が生まれてしまった私はテンマクデザインさんのサーカスTCのようないわゆるワンポールテントではなく、【インナーが標準装備でついているもの】というのを個人的に最重要視していました。

次に重要視したのが雨が降った際の対応力です。いくら晴れ予報でも山間のキャンプ場であれば急な雨は日常茶飯事。アメドだと申し訳程度の全室しかないため、急な雨が降ってしまうとインナーテント内でこもってお菓子パーティーをするくらいしかやることがなくなってしまいキャンプしてる感が全くありませんでした。

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そこでタープの購入も考えたのですが、それなら広い全室とインナーテントが一体化されたいわゆるツールームテントにしようと考え探すことに。

その当時はスノーピークで揃えるんだ!という謎の使命感があったことや(笑)、元からモノトーンが好きなこともあってすぐにランドロックアイボリーを購入しようと夫婦で決めました。

キャンプ開始から約半年後の2020年1月1日。
『もう新しいテントを買うのか』と思いながらも某ショップの初売りへ早朝から参戦。なんとか店舗独自の割引をしていたお目当てのランドロックアイボリーを購入することができました。
『もう初心者じゃないぜ!』とお高い幕の購入で妙にテンションが上がり今まで嫌煙していたインスタグラムを始めてしまうほどうれしかったのを覚えています(笑)

そしてその翌々週に行ったソレイユの丘キャンプ場での初張り。多少てこずったものの、張った後の快適性、美しさに惚れてしまい毎回ランドロックを張りたいと思うほどでした。

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しかし徐々に徐々にその気持ちは薄れていくのです・・・。

張らなくなった4つの原因

原因①撤収の面倒くささ

設営時は『これからキャンプだぜ!』とひたすらテンションが上がっているためあまり苦に感じませんが、問題なのは撤収時。大きい幕ゆえに風の影響を受けやすく、畳んでる途中に強風で幕が広がってしまうとイライラが止まりません・・・(笑)。またポールが多いこともあってポールの収納も意外と面倒です・・・。
加えて必須と思っていたインナーの撤収がめんどくさい!だんだんと寝るだけの場所のためにこの面倒具合は釣り合わない!と思うように。

原因②乾燥の面倒くささ

テントは濡れたままですと一週間程度なら大丈夫のようですがそれ以上そのままですとカビが生えてしまいます。それが我々のようなアイボリー幕であればカビが目立ちまくりです・・・。

うちの嫁様は【購入したものはきれいに保つべき!】という考えをとても重視してくれているため、雨のあとでも必ず乾燥させてくれています。しかし自宅は賃貸のマンション。今までのアメドであれば何とか浴室で乾燥できましたがランドロックになるとお手上げ!(笑)。
次第に天気とにらめっこしながら少しでも雨の予報があればキャンセルせざるを得ない状況に・・・。

原因③冬場はインナーテントを使用しなくなった

季節を問わずインナーテントを必須としていた私。夏は虫対策という意味で今でも必須と考えていますが、冬は面倒くささが優先して、徐々にインナーテントを使用しない方法を模索し始めます。
私たちはヘリノックスのコットを使用しているのですが


何となくこれを地面に直接置きたくなかったので、地面に置くように延長脚を購入し装着してみることに。

すると意外と快適で不快でない!夫婦で『インナーいらないな』という意見に。

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すると、『じゃあランドロックじゃなくてよくない・・・。』という意見が。

原因④上記原因を考えて他のテント・タープを購入

楽に快適に!と考えるうちに以下のものを買ってしまいました。

夏は通気性抜群のドックドーム焚火もできるタープkari20を。冬は結露もせず風にも強いテンティピのジルコンを。しかもどちらも設営・撤収が楽でなんとか自宅でも乾燥できる。そうなると自然とランドロックは淘汰され使用する回数が激減してしまいました。

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さよなら。ランドロック。

次第に『なんとか使ってやりたい』と思いつつも別のテントを持っていくようになった我々。それならば早いほうがと思い購入から約1年で先日買取に出し、大金と引き換えに我々のもとから旅立っていきました。

もっと使いたかったし勿体ない買い物だったかもしれません。しかしランドロックの購入によって我々にあったテント・タープを選ぶことができました。

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キャンプギアとはこういった出会いと別れの連続なのでしょう。
私たちの経験を伝え1人でも同じような勿体ない買い物をしなくてもいい人が増えるような記事を今後も書きたいと思います。



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