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隔週で牡蠣に当たった話


はじめに

まさかの連続大当たり。その経過がほぼ同じだったのでレポートと、同様の症状を喰らった人との共有用に。
筆者は今まで生を含め牡蠣をガンガン食べていましたが、一度も牡蠣に当たったことはありませんでした。油断がなかったとは言いません。しかし、店で提供されているものを食べるくらいなら大丈夫だって思うじゃんね……。

なお、医者に掛かったわけではないので、このnoteには医学的な意味はありません。
また、内容的に嘔吐、下痢の表現が出てきます。そういうものを不快に感じる人は閲覧をご遠慮ください。

初回の当たり

一日目

6月末の某日。私は広島にいました。
仲間と広島駅の南口で広島っぽいものを探し、出てきたのが真牡蠣と岩牡蠣の盛り合わせ。

え?今夏だけど真牡蠣?正気か。岩牡蠣は夏が旬と言われ、枕草子でも歌われていることがあまりにも有名ですが。
夏は岩牡蠣。
嘘です。

味は、今思えば変でした。美味いんだけど、なんだか不安に感じる味。
まぁ本場広島だしな、と気にせず一口。同席者含め3人でそれぞれ一つずつをレモンを絞って美味しく頂いた。時間は19:30。
一緒に適当なビールを飲んだ気がする。

その後、ハシゴとして近くの広島焼きのお店へ。ただ、なぜか少しだけ、しかし明らかに食欲がない。まぁ無視して食べますよね。美味しいし。

異変が始まったのは、宿に戻ってから。22時半過ぎに、かすかな腹痛と僅かな気持ちの悪さ。ベッドの上でブルアカしつつ耐えていたら、急に波が来た。急いでトイレに行ってリバース。腹痛もあるが、切羽詰まった感はなかった。
いや嘘だわ。下からも出た。
水を飲みつつトイレとベッドを往復し、少し落ち着いたのが食事後4時間半後の天井回る頃。だいたい犯人が想像できている。

トイレの合間にネットで症状をググる。症状や発症の速さから、ノロは除外。ノロなら24時間後くらいらしい。
アレルギーならもっと早く発作が来るし、牡蠣アレルギーにはなった経験はない。
腸炎ビブリオ。お前か。発症時間、症状、その他がそれっぽい。ノロと違い、ヒト-ヒト感染の可能性も低いらしい。水たくさん飲めば明日には動けるかな。
便が固形ではなく、薄い茶色がついた白い膿みたいなものが少量出る。そして匂いが普段の自分の便のものとはぜんぜん違う。なんか酸味を感じる。フルーティと表現してはいけないんだろうけど。ホテルのトイレ、ウォッシュレットあって大変ありがたい。
もっと調子悪ければ病院いくところだけど、なんとか耐えられたのでそのまま就寝。

二日目

起床すると、それなりに回復。
用事もあったので、シャワーを済ませて食事調達のためにコンビニへ。

これでおなかいっぱい。
また、手のしびれが残っているとの記録もあった。神経が傷ついたのかも。
それから、やっぱり食欲は回復遅い。13時も過ぎたころにようやく昼食に向かった。

昨日多分牡蠣にあたったというのにこの牡蠣好きを公言するなんて。
そしてここで大事件発生。なんと、この程度の量が食べ切れない!普段なら二郎大とか山岡家大盛りとか注文するのに残してしまった。胃腸が弱っている。
結局、この日の夜も対して食欲もないながらもその他は特に違和感なく、無事に回復に向かっていった。

リンガーハットのかた焼きそば大盛り

二回目の当たり

前回から約2週間後。私は那珂湊港にいました。

挑戦しますよね。われわれはチャレンジャーだし、この間当たったばかりなので確率的には一つ目の直後に命中するなんてめったに無いことでしょうし。

そして始まるチキンレース。味に変なところは全くなし。レモンスプレーを掛けてご機嫌です。
果たしてその勝敗は。

雲行きが怪しくなって。

タイトル回収回。
はじめのうちは元気に海鮮丼食べたり釣りしてブラクリ仕掛けを千切られたり(たぶんあいつウツボ?)していたものの、なんか調子が悪い。早く動けない。
果ては那珂港のトイレにこもって上から下から大騒ぎ。感覚的になんとなく予想がついたので、上からは意図的に強く排出した。冷房が寒く感じる。外に出るとあたたかで快適。
那珂湊から出発しても、車中でたまに嘔吐の波が。車中での嘔吐は避けられたけど、信号待ちで飛び出して近くの排水溝グレーチングにマーキングすることも。胃の中が海鮮臭くてそれもまた不快。道路のなにもないところにぶちまけなくてよかった。
食事後9時間後くらいにはほぼ胃腸の調子は戻ってきたけど、病明けのようなだるさと早く動けない状態に。スロウの魔法をかけられたというより効率的に動けない。コンビニ袋の合わせがずらせなかったのは驚愕。

転んでも同人作家はただでは起きない。
このように、だいたいのパターンが読めたので次はもっと早くからマーライオンして症状を軽くしよう。

もう今年は牡蠣はいいかな。

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